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掲載日:2022年5月1日

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特集2/みちのく潮風トレイル 6月9日に全線開通しました(みやぎ県政だより令和元年7月・8月号)

みちのく潮風トレイルの地図(JPG:278KB)

石巻市牡鹿・御番所公園の写真(右奥は金華山)
石巻市牡鹿・御番所公園(右奥は金華山)

みちのく潮風トレイルとは?

青森県八戸市蕪島から福島県相馬市松川浦までの、4県28市町村にまたがる太平洋沿岸の1000キロ以上に及ぶ国内最長のロングトレイル(長く歩く道)です。体力に応じて誰でも歩くことができます。
環境省の東日本大震災の復興プロジェクトの一環として、東北の太平洋沿岸を1本の道でつなぎ、自然や景観を大切にすることや震災の記憶の伝承を目的としてつくられました。

県内のルートの特徴は?

大きく三つの特徴があります。(1)気仙沼市唐桑半島から石巻市牡鹿半島・金華山までの豪快なリアス海岸、(2)石巻市市街地から岩沼市南部までの広大な砂浜海岸と貞山運河、風光明媚な奥松島、(3)亘理町・山元町のなだらかで歩きやすい阿武隈山地です。
いずれも変化に富んだルートとなっていますので、交通事故や熱中症、道迷いに注意しながら、県内の潮風トレイルを満喫してみませんか。

  • マップ(地図)はどこでもらえますか?
    下記の名取トレイルセンターや各ビジターセンターでは、各ルートのマップを用意しています。特に名取トレイルセンターでは、青森県から福島県までの全線のマップを取り揃えています。(念のため事前に電話で連絡してください)
  • トイレや食事はどうするの?
    マップには、主な展望地のほか、水飲み場、トイレ、食堂、入浴施設、ホテル・旅館などが記載されているほか、名取トレイルセンターでも情報発信をしています。自身の体力や歩くペースに合わせて、休憩を取りながら歩きましょう。

A 名取トレイルセンター

名取市閖上5丁目300番地31街区1画地(「ゆりあげ港(みなと)朝市」の近く)
TEL 022(398)6181
4月~11月 午前9時~午後5時
12月~3月 午前9時~午後4時
利用料金/無料
休館日/火曜、1月1日
https://www.mct-natori-tc.jp/about/(>名取トレイルセンターについて)(外部サイトへリンク)

名取トレイルセンターの写真

B 南三陸・海のビジターセンター

南三陸町戸倉字坂本21-1
TEL 0226(25)7622
午前9時30分~午後4時30分
利用料金/無料
休館日/火曜(春休みと夏休みは営業)、12月29日~1月3日
http://www.kawatouminovisitorcenter.jp/umi/(南三陸・海のビジターセンター)(外部サイトへリンク)

南三陸・海のビジターセンターの写真

C 石巻・川のビジターセンター

石巻市北上町十三浜字東田1
TEL 0225(24)6506
午前9時30分~午後4時30分
利用料金/無料
休館日/火曜(春休みと夏休みは営業)、12月29日~1月3日
http://kawatouminovisitorcenter.jp/kawa/(石巻・川のビジターセンター)(外部サイトへリンク)

石巻・川のビジターセンターの写真

県内のトレイル関連イベント情報

7月14日(日曜日)
気仙沼唐桑半島トレイルウォーク
巨釜(おおがま)・半造(はんぞう)から御崎(おさき)までの自然歩道約7キロを地元ガイドと歩きます。

お問い合わせ
唐桑町観光協会
TEL 0226(32)3029

気仙沼唐桑半島の写真

9月中旬
Autumn Trekking & Tour in English
南三陸町入谷地区の豊かな里山を、アメリカ人ガイドとトレッキングとサイクリングで回ります。

お問い合わせ
南三陸町観光協会
TEL 0226(47)2550

他にもたくさんのイベントを開催しています。

運営に関わるNPO法人みちのくトレイルクラブの方にお話を伺いました

  • 今「歩く旅」が人気?
    外国では元々ロングトレイルは人気ですが、日本でも若者や中高年と幅広い世代にハイカーが増えてきました。旅行会社が企画して観光地を巡る募集型ツアーから、自分で計画し、体験志向型に旅の形が変わってきたと思います。ルートが一部重なる宮城オルレ(韓国発祥のトレッキング)も同じ歩く道です。
    みちのく潮風トレイルは、特定の箇所を歩く日帰りや、地形の違いを見ながら泊まりがけで歩くなど、いろいろなスタイルで楽しめます。
  • みちのく潮風トレイルと復興のつながりは
    震災前、バックパッカーで作家の加藤則芳さんが、東北の道の魅力に着目し、環境省にロングトレイルを提案していたことがこのトレイル誕生のきっかけです。美しい自然や景観を楽しむのはもちろんのこと、第一次産業を生業とする暮らしや、震災の記憶や防災文化に触れることで、自然の恵みと厳しさを知ることができます。また、地域の方と交流して震災の遺構やお話を見聞きすることは、震災の伝承につながります。実際に、復興の様子を知りたくて国内外から訪れる人が多く、私たちも力を入れていきたいです。
  • 期待していることは
    ハイカーは地域の方との交流を楽しみに来ています。「東北の人はシャイだが、とても温かい」という声をたくさん聞きます。この出会いに感動して、東北のファンになり、リピーターになってくれます。大きいリュックで歩いている人がいたら、ぜひ気軽に声を掛けて、迎え入れてあげてほしいです。
    地域の方にトレイルを知ってもらうために、イベントを積極的に開催していきます。コツコツと続けていき、地域の方が「来てくれてよかった」、ハイカーは「来てよかった」、と思える仕組みを作っていきたいです。

4月19日名取トレイルセンターオープンイベント(名取市閖上)の写真
4月19日名取トレイルセンター
オープンイベント(名取市閖上)

NPO法人みちのくトレイルクラブ 代表理事 佐々木 豊志さん(右)と事務局長 関 博充さん(左)の写真
NPO法人みちのくトレイルクラブ
代表理事 佐々木 豊志さん(右)
事務局長 関 博充さん(左)

お問い合わせ
環境省東北地方環境事務所
TEL 022(722)2874

お問い合わせ
自然保護課
TEL 022(211)2672

みちのく潮風トレイル公式ホームページ
みちのく潮風トレイル で検索(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ先

広報課広報班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2283

ファックス番号:022-263-3780

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