車載用バッテリーの人材育成に向けた取組について

自動車産業において、今後の成長分野とされる車載用バッテリーを支える人材確保を図るため、県と産業界が連携し、高校で活用できる専用教材等の教育プログラムを提供することにより、生徒の興味・関心を高め、今後のバッテリー産業を担う人材の育成を図ります。

取組の概要

取組の背景～国の動き～

国では、「蓄電池」を経済成長や経済安全保障上の重要物資と位置付け、令和4年に、産学官が連携して「関西蓄電池人材育成等コンソーシアム」を設立し、高校生向けのバッテリー教育教材を作成するなど人材育成の取組を開始しています。来年度以降は、関西地区における取組事例をもとに、全国展開を予定しています。

取組の内容

工業関係高校において、専用教材を活用した授業を行うほか、各校の実情に応じて産業界からの講師派遣や工場見学を行います。

【参考：バッテリー教育プログラムの概要】

• 生徒用のテキスト・動画・ワーク教材の提供
• 教員用の指導書の提供
• 高校への企業講師の派遣
• 生徒の工場見学

推進体制

関西地区における取組成果の全国展開を推進する「バッテリー人材普及ネットワーク（BATON）」と宮城県が連携し、教育プログラムの県内高校への展開を図ります。

スケジュール

【令和7年度】

• 11月5日（水曜日）・7日（金曜日）：工業関係高校の教員向け研修会を開催

【令和8年度】

• 工業関係高校においてバッテリー教育プログラムの活用開始（複数校で取組予定）