令和7年度第2回家庭教育支援担当者等連絡会議・研修会【北部】

令和7年11月12日（水曜日）に大崎合同庁舎において、「第2回家庭教育支援担当者等連絡会議・研修会」を実施し、各市町教育委員会担当者や大崎圏域及び栗原圏域で家庭教育支援ボランティアとして活動している住民など18名の方が参加しました。

【事例発表】名取市の家庭教育支援事業について

講師に名取市教育委員会生涯学習課家庭教育支援担当者と、名取市家庭教育支援チーム員の皆様をお招きし、名取市の家庭教育支援チームの活動内容等について事例発表をしていただきました。主に「移動交流サロン」「小学校入学準備講座」「公民館や学校での活動（派遣事業）」の3つの活動について紹介があり、名取市家庭教育支援チームのこれまでの経験を生かした取組が展開されていました。いずれの事業も支援を必要とする方の目線に立った内容に工夫されており、北部管内の市町の家庭教育支援チームにとって大変参考となる事例紹介となりました。

【情報交換】各市町の家庭教育支援チームの実践紹介

参加いただいた各市町の家庭教育支援チームより、今年度実施した「親の学び研修会」の様子や年間を通した家庭教育支援チームの活動について発表していただきました。「親の学び研修会」では、それぞれの家庭教育支援チームの特性を生かしながらプレゼントを準備したり、オープニングやクロージングを工夫したりしており、家庭教育支援チームの主体的な取組を知ることができました。また、小学校や幼稚園、保健福祉課と連携した取組についても具体的に紹介され、各市町における活動の可能性を広げる視点を得ることができました。

参加者の感想（抜粋）

• 名取市家庭教育支援チームの皆さんの活動に感心いたしました。子育て世代の方々が自ら考え望む子育てがあり、その方々に直接会いに行く姿に感動しました。これから各自の家庭教育支援チームに持ち帰りたいと思います。
• 子育てサポーターと家庭教育支援との関係性について改めて考えてみたいと思いました。子育て支援と家庭教育支援とは切っても切れない関係だと思います。行政組織の担当が異なる場合が多いため、協力・連携していくことが大切だと思いました。
• 北部管内ではどの市町も意欲的に活動していることが分かりました。また、その市町なりの進め方、取り組み方でいいなと思いました。
• 情報交換では貴重なお話をたくさん聞くことができて良かったです。学校や幼稚園等と連携した活動の紹介は特に興味深かったです。普段は他の自治体のチーム員さんからお話を聞く機会があまりないので、大変有意義な時間でした。