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ノロウイルスによる食中毒について

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月7日更新

ノロウイルスによる食中毒は例年冬場に多く発生します。
県内で平成29年に発生した13件の食中毒のうち、3件がノロウイルスによるものでした。

ノロウイルスは人の小腸粘膜で増殖するウイルスで、食品中では増殖しません。食品に付着した少量のウイルスだけで症状を引き起こし、原因となる食品はサラダやパンなど様々です。


ノロウイルスによる食中毒や感染予防のための手順をまとめたパンフレットを作成しました。パンフレットはこちらからダウンロードできますのでご覧ください。

ノロウイルスによる食中毒の特徴

ノロウイルスが体内に取り込まれてから24~48時間で発症します。主な症状は、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱(38℃以下)など風邪に似た症状です。通常これらの症状が1日から2日続いた後治癒し後遺症もありません。

感染原因

  1. ノロウイルスに感染した調理従事者の手指や調理器具を介して他の食品が汚染され、この食品を食べて感染することがあります。学校給食用のパンのような加熱調理済みの食品が、加熱後の作業で調理従事者の手指を介して汚染され、食中毒が発生した事例も報告されています。
  2. 感染した人から排出されたノロウイルスは、河川を経て海にたどり着くと、二枚貝の中腸腺という内臓に取り込まれます。この二枚貝を不十分な加熱で食べると感染することがあります。
  3. 最近は、すし、サラダ、刺身、和え物、ケーキ、パン、焼きそば、和菓子、シャーベット等の食事が原因で食中毒が発生しています。
  4. 感染した人の嘔吐物にもノロウイルスが含まれているので、処理する時に感染することがあります。

 予防方法

  1. 手をよく洗う(特にトイレの後)。(※1)
  2. 食品の洗浄・加熱や調理器具の洗浄・消毒を徹底する。
  3. ノロウイルスによる食中毒が多発している時期には、二枚貝はぐつぐつと加熱(中心温度で85~90℃ 90秒以上)してから食べる。二枚貝を生で扱うときに、まな板等の調理器具を汚染することがあるので、専用の調理器具を用意するか、二枚貝の処理に使用した調理器具はよく洗い消毒した後で他の食材の調理に使用する。
  4. 感染している人の嘔吐物・便などの処理の際にはマスクや手袋を装着し、飛び散らないように扱い、床等に付着した場合は次亜塩素酸ソーダ溶液で消毒を行う。(※2)
  5. トイレの取手やドアノブ等、手指が触れる場所は、こまめに洗浄・消毒を行う。

生食用カキのノロウイルス対策

宮城県及び宮城県漁業協同組合等では、「ノロウイルス対策指針」に基づき、生産者が生食用カキの自主検査を行い、ノロウイルスが検出された場合は、その海域の生食用の出荷自粛を行うなどして、ノロウイルスによる健康被害の発生防止に努めています。

   生産者の取組(外部リンク:宮城県漁業協同組合のページ)

また、県内に流通する生食用カキについて、県では定期的にノロウイルスの検査を行い、カキを取り扱う事業者に対する指導を行っています。

   検査結果

 ※1 手洗いの方法

  1. 初めに流水で汚れを洗浄する。
  2. その後石けんを使用し、流水にて洗い流す。
  3. 特に、指先や指の間は洗い残しが生じやすいので注意して洗う。
  4. 乾燥にはペーパータオルの使用が望ましい。(手ふきタオルの共用は厳禁!)
  5. アルコールによる消毒は、ノロウイルスに対して効果が無いので注意。(流水による手洗いが原則)
  6. 次亜塩素酸ソーダによる手指洗浄は逆効果。(手あれの原因となる。手あれによるヒビの中にウイルスが入り込むと、流水や消毒薬が届かないため、十分な洗浄効果が得られなくなる。)

 ※2 嘔吐物等の処理方法

  1. 手袋(ゴム製又はポリ製等の使い捨て手袋)・マスクを着用する。
  2. 新聞紙等で嘔吐物を覆う。
  3. 覆い物を軽く持ち上げ、直接嘔吐物にまんべんなく次亜塩素酸ソーダ溶液(下記の作り方を参照)を静かにかける(約 1000ppm)。
  4. 新聞紙等で覆いをした状態で10~20分程度放置した後、嘔吐物や新聞紙等をビニール袋に入れて密封し捨てる(ビニール袋から嘔吐物が漏れないことを確認する)。
  5. 嘔吐した場所を次亜塩素酸ソーダ(約 200ppm)を十分にしみ込ませた布や新聞紙等で再度5~10分覆った後、ふき取りしビニール袋に入れて密封し捨てる。なお、ふき取りする時は、布等を往復せず一方向に行う。
  6. 処理の際に使用した使い捨て以外の手袋・マスク等は、次亜塩素酸ソーダで十分に消毒し水洗後乾燥させる。
  7. 処理が終わるまで、処理をする人以外は嘔吐した場所に近づけないようにする。

次亜塩素酸ソーダ溶液の作り方

薬局で販売されている5%次亜塩素酸ソーダを含むハイター・ブリーチなどを水道水で0.5%~1.%(原液100mlに水道水900mlで0.5%液となる)に薄めて使用します。使用時刺激臭が発生することもありますので注意してください。
次亜塩素酸ソーダを含むものであればどの商品でも使用可能ですが、予め次亜塩素酸ソーダの濃度を確認しておく必要があります。なお、ビニール袋に入れた嘔吐物や新聞紙等は、次亜塩素酸ソーダで消毒されていますので、一般ゴミと同様に処理してください。

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