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アイヌの美しき手仕事

柳宗悦と芹沢銈介のコレクションから 令和元年度アイヌ工芸品展


今から約80年前の1941(昭和16)年、柳宗悦(そうえつ、本名むねよし)は、自身が館長をつとめる日本民藝館で、「アイヌ工藝文化展」を開催しました。作品選定と陳列を任されたのは、柳を師と仰いだ染色家の芹沢銈介で、染織、木工など600点を紹介。これが芸術的観点からアイヌの造形美を取り上げた最初の展覧会となりました。民衆の暮らしから生まれた実用品にこそ、健やかな美があることを発見した柳宗悦は、アイヌの工芸に注目し、「啻(ただ)に美しいのみならず、立派でさえあり、神秘でさえあり、其の創造の力の容易ならぬものを感じる」と高く評価したのです。昭和16年に展示されたアイヌコレクション(杉山壽栄男蒐集)の多くは、残念ながら戦災で灰燼と化しましたが、アイヌの美に魅せられた柳宗悦と芹沢銈介は、その後、多くのアイヌ資料を集め、それらは現在、日本民藝館、静岡市立芹沢銈介美術館などに受け継がれています。この展覧会では、柳宗悦と芹沢銈介の眼によって蒐集されたコレクションを中心に展示し、壮麗で力強い造形美を紹介します。

展示替え

 

展覧会概要

会期

2020年1月25日(土曜日)~3月15日(日曜日)

※会期中、一部展示替えがあります。前期:1月25日~2月16日、後期:2月18日~3月15日

開館時間

9時30分~17時00分(発券は16時30分まで)

休館

月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日

当日券料金

一般1,000円、学生800円、小中高生500円

前売・団体料金 (20名以上)

一般800円、学生600円、小中高生300円

前売り券情報

2019年11月30日(土曜日)~12月15日(日曜日)

2020年1月22日(水曜日)~1月24日(金曜日)

前売り券販売所・・・宮城県美術館

主催

宮城県美術館、公益財団法人アイヌ民族文化財団

特別協力

日本民藝館、静岡市立芹沢けい介美術館

後援

国土交通省、北海道教育委員会、公益社団法人北海道アイヌ協会、仙台市教育委員会、河北新報社、NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、エフエム仙台

 

出品作品

木綿衣 日本民藝館

《赤モスリン地切伏刺繍衣裳》
日本民藝館蔵

煙草入 静岡市立芹沢銈介美術館蔵

《煙草入れ》*
静岡市立芹沢けい介美術館蔵

*撮影/村林千賀子

関連イベント

講演会「アイヌの美 柳と芹沢のまなざし」

概要

日時

2020年1月25日(土曜日) 14時00分~(90分程度)

会場

当館講堂(聴講無料)

講師

五十嵐聡美氏(本展企画委員会委員長、北海道立近代美術館学芸統括官)

まちなか美術講座「アイヌの工芸」

概要

日時

2020年2月1日(土曜日)13時30分~15時00分

会場

東北工業大学一番町ロビー2階ホール(聴講無料)

講師

濱崎礼二(当館学芸員)

学芸員による展示解説

概要

日時

2020年2月15日(土曜日)、2月24日(月・祝)、3月7日(土曜日)
※3月7日(土曜日)の展示解説は、新型コロナウィルスの感染拡大の防止のため中止いたします※

各日14時00分~

会場

観覧券をお持ちの上、2階展示室入り口へお集まりください。

講師

当館学芸員

ふれて楽しむ~アイヌ文化
※新型コロナウィルスの感染拡大の防止のため、中止いたします※

概要

【1】 ムックリ演奏体験

【2】 国立アイヌ民族博物館PR展示

来春、北海道に開館する国立アイヌ民族博物館の展示を、先取りして体験できる一日です。触わってみたり、ぬり絵をしたり、アイヌの伝統楽器ムックリの演奏を教わったり、五感で触れて楽しむ「探求展示」の一部が登場します。

日時

2020年3月8日(日曜日) 

【1】 (1) 10時00分~ (2) 14時00分~ 各回30分

【2】11時00分~16時00分

定員

【1】ムックリ演奏体験は、各回先着20名

会場

エントランスホール

講師

【1】早坂ユカ氏(アイヌ文化継承者)

【2】国立アイヌ民族博物館設立準備室