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しんしゅうせいずいまくえんきんかんせんしょう
侵襲性髄膜炎菌感染症の原因となる髄膜炎菌は、健康な人の鼻やのどに存在する菌です。感染したら必ず発症するとは限りませんが、血液や髄液に髄膜炎菌が入り込むと侵襲性髄膜炎菌感染症を発症します。
潜伏期間は2~10日(平均4日)です。
頭痛、発熱、吐き気などの風邪のような症状から始まり、24~48時間以内に急速に進行して、重症化する場合もあります。
重症になると意識障害やけいれんが起こることもあります。
咳やくしゃみなどによって感染します(飛沫感染)
特に、同居生活や大人数が集まる場所(寮、イベントなど)での活動、咳、キス、飲み物の回し飲み、食器の共用などは感染リスクを高めます。
抗菌薬による治療を行います。重症化を予防するためには早期に治療を受けることが重要です。
抗菌薬の予防投与や髄膜炎菌ワクチン(任意接種)が有効です。
患者と同居しているなどの濃厚接触者となった場合は、抗菌薬の予防投与が推奨されています。
令和7年7月18日 侵襲性髄膜炎菌感染症に御注意ください(PDF:311KB)
・国立健康危機管理研究機構「侵襲性髄膜炎菌感染症発生時対応ガイドライン【第二版】」
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