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「公的研究費の適正な運営・管理に関する基本方針」について

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年4月1日更新

公的研究費の適正な運営・管理に関する基本方針(令和2年4月1日改正)

 PDF版はこちら  [PDFファイル/185KB]

 宮城県農業・園芸総合研究所では,「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」に基づき,文部科学省※ ,農林水産省等(これらが所管する国立研究開発法人を含む)から配分される公的研究費の不正使用を防止し,適正な運営と管理を推進するための必要な事項を定める。
 本研究所の研究者等は,県民の信頼を確保するために,これを誠実に実行する。

※文部科学省:平成19年2月15日文部科学大臣決定,平成26年2月18日改正
 農林水産省:平成19年10月1日制定,平成26年12月18日改正,農林水産技術会議事務局長,林野庁長官,水産庁長官通知

 

I 所内の責任体系の明確化
 文部科学省,農林水産省等から配分される競争的資金を中心とした公募型の研究資金(以下,「公的研究費」という。)の運営・管理を適正に行うため,所内の運営・管理に関わる責任者が,不正防止対策に関して責任を持ち,積極的に推進していく。
 その役割,責任の所在と範囲,権限を明確化し,責任体系を周知・公表する。

管理体制

●最高管理責任者: 所長

  • 全体を統括し,公的研究費の運営・管理について最終責任を負う。
  • 不正防止対策の基本方針を策定・周知するとともに,それらを実施するために必要な措置を講じる。


●統括管理責任者・研究倫理教育責任者: 副所長(技術担当)

  • 最高管理責任者を補佐し,公的研究費の運営・管理について機関全体を統括する実質的な責任と権限を持つ。
  • 不正防止対策の組織横断的な体制を統括する責任者であり,基本方針に基づき,機関全体の具体的な対策を策定・実施し,実施状況を確認するとともに,実施状況を最高管理責任者に報告する。


●コンプライアンス推進責任者: 企画調整部長

  • 統括管理責任者の指示の下,公的研究費の運営・管理について実質的な責任と権限を持つ。
  • 自己の管理監督又は各研究部における公的研究費の適正な運営・管理に関する対策を実施し,実施状況を確認するとともに,実施状況を統括管理責任者に報告する。
  • 不正防止を図るため,各研究部の公的研究費の運営・管理に関わる全ての構成員に対し,コンプライアンス教育を実施し,受講状況を管理監督する。
  • 自己の管理監督又は各研究部において,構成員が,適切に公的研究費の管理,執行を行っているか等をモニタリングし,必要に応じて改善を指導する。


●コンプライアンス推進副責任者: 各研究部長

  • コンプライアンス推進責任者の指示の下,各研究部における公的研究費の実効的な管理監督を行い,その状況を随時コンプライアンス推進責任者に報告する。


II 適正な運営・管理の基盤となる環境の整備
 最高管理責任者は,不正が行われる可能性が常にあるという前提の下で,不正を誘発する要因を除去し,十分な抑止機能を備えた環境・体制の構築を図る。

(1)ルールの明確化・統一化と周知徹底

  • 公的研究費の運営・管理に関わる全ての研究者等に対し,その使用等に関するルールを解説した下記資料を配布し,適正な運営・管理に努める。

 a 科研費ハンドブック(研究機関用) 
    https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/15_hand/

 b 委託事業実施マニュアル(農林水産省 農林水産技術会議事務局) 
   https://www.affrc.maff.go.jp/docs/project/2020/kankei/attach/pdf/kankeitsuchi2020-6.pdf

 c 委託業務研究実施要領(国立研究法人 農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター) 
   https://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/contents/common_form/index.html

  • 公的研究費の適正な執行管理等のための説明会を開催する。
  • ルールの全体像を体系化し,研究者等にわかりやすい形で周知し,所内におけるルールの統一的な運用を図る。

(2)職務権限の明確化

  • 構成員の権限と責任については,「農業・園芸総合研究所における科学研究費助成事業-科研費-の研究実施規定(以下「科研費研究実施規程」という。)」に準じ,所内で理解を共有する。

(3)関係者の意識向上

  • 構成員に対して,どのような行為が不正に当たるのかをしっかりと理解させるため,コンプライアンス教育を実施する。
  • これらの内容を遵守する義務があることを理解させ,意識の浸透を図るために,誓約書等の提出を求める。


III 不正を発生させる要因の把握と不正防止対策の徹底
 不正を発生させる要因を把握し,具体的な不正発生の防止対策を実施することにより,関係者の自主的な取組を喚起し,公的研究費の不正な使用を未然に防止する。

  • 不正を発生させる要因について,所内全体の状況の把握と分析及び体系的な整理と評価を行い,未然に発生を防止するための対策を講じる。
  • 研究者等に対して,公的研究費の取り扱いに関する研修会等を開催し,適正な管理運営の啓発と意識の向上を図る。
  • 研究者等は,公的研究費の使用に当たり,取引業者との関係において,国民の疑惑や不信を招くことのないよう公正に行動する。


IV 研究費の適正な運営・管理活動
 
不正につながりうる問題が捉えられるよう,第三者からの実効性のあるチェックを行い,適正な予算の執行を行う。

  • 予算の執行状況を検証し,実態と合ったものになっているか確認する。
  • 予算執行が当初計画に比較して著しく遅れている場合は,研究計画の遂行に問題がないか確認し,問題があれば改善策を講じる。
  • 「科研費研究実施規程」第7条に準じ,公的研究費の経理管理等の事務は,総務部が所掌し,当事者以外によるチェックが有効に機能するシステムにより管理する。
  • 公的研究費の経理管理は,宮城県財務規則をはじめとする諸規定,事務処理手続き及び使用ルール等に基づき適正に処理するものとする。

(宮城県で定められている諸規定)
 a 物品の発注・検収・・・・・・・・・・・・・・・・・・財務規則等
 b 出張に係る旅行命令・旅費の支出・復命・・・・・・・・旅行条例,服務規程等
 c 非常勤職員等の任免・服務・給与支給に関する事務・・・会計年度任用職員取扱要綱等


V 情報発信・共有化の推進
 実効性のある運営体制を維持・改善していくため,研究所内外の情報を共有する。
 不正を事前に防止するため,自らの行為を相談できる体制を整備する。
 公的研究費の不正への取組に関する基本方針等を外部に公表する。

  • 公的研究費の使用に関するルール等について,研究所内外からの相談を受け付ける窓口を企画調整部に設置する。
  • 本基本方針を本研究所のホームページで公表する。


VI モニタリングの在り方
不正を誘発する要因を除去し,不正発生を抑止する環境と体制の構築を目指す。
所全体の視点から実効性のあるモニタリング及び監査体制を整備する。

  • 「科研費研究実施規程」第8条に準じ,公的研究費の適正な管理のための内部監査を行う。
  • 監査の対象は,前年度の契約実績とし,会計書類の検査並びに購入物品の使用状況等に関する研究者からのヒアリングにより確認する。
  • 内部監査を担当する者に,次の職員を充てる。

    a 総務部次長(総括担当)
    b 総務部総務班長

  • 監査方法の継続的な改善に努めるとともに,監査職員の資質の向上を図る。
  • 「農政部試験研究機関における研究活動の不正行為への対応指針」に基づき,不正行為に関する通報を受け付ける窓口を企画調整部に設置し,研究所内外に周知する。
  • 最高管理責任者は,不正行為に関する通報等を受け付けた場合,その内容について速やかに農政部長に報告するとともに,調査への協力や当該研究の停止等,必要な措置を講じる。
  • 不正行為の有無に係る調査結果について,当該研究が県以外の機関が所管する研究資金により実施されたものの場合には,最高管理責任者は,研究資金の所管機関(委託元)に調査結果を報告する。また,調査結果が判明する以前であっても,委託元から求められた場合は,最高管理責任者は委託元に調査の途中経過を報告する。


VII その他
(1)農業・園芸総合研究所における科学研究費助成事業-科研費-の研究実施規程(別添 1 [PDFファイル/597KB]
(2)研究活動の不正行為への対応及び不正行為防止を図るための指針等


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