掲載日:2025年6月3日

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研究所の概要・沿革

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宮城県農業・園芸総合研究所

〒981-1243
宮城県名取市高舘川上字東金剛寺1番地
Tel:022-383-8111,Fax:022-383-9907
E-mail:marc-fk@pref.miyagi.lg.jp

組織体制・施設

こちらの「研究体制図(PNG:81KB)」,施設・ほ場概要図(PDF:292KB)」を参照してください。
※岩沼分庁舎(宮城県岩沼市字東谷地1番地)での品種管理に係る業務は,平成31年4月より宮城県古川農業試験場に移管しました(業務は引き続き岩沼分庁舎で行われます)。

研究所の沿革・変遷

各部の主な業務・試験研究

総務部 Dept.of General Administration

  • 総務班は、農業・園芸総合研究所の所属職員の身分・服務・教養及び福利厚生、文書の収受・発送・編さん及び保存、令達予算・決算の経理、その他会計事務、他内部組織の分掌に属さない事務を所管しています。
  • 管理班は、公有財産の取得管理及び処分、庁舎及び農場の維持管理、会計年度任用職員の労務管理、試験研究等による生産物の処分等を所管しています。

企画調整部 Dept.of Research Planning & Management

  • 企画調整チームは、研究推進に係る会議等の運営、本庁及び各試験研究機関との連絡調整、農業改良普及機関等との連携推進、試験研究成果の評価会議、試験研究設計・成績等検討会、研究成果の社会実装・広報などを担当しています。研究支援チームは、研究の総合的マネジメント、県農業振興施策に対応した研究・予算の実施・管理、国の試験研究機関・外部機関との連絡調整、知的財産の管理・活用、研究員の計画的人材育成・研究員研修などを担当しています。
  • 農業関係試験研究機関が共通テーマとして取り組んでいる「アグリテックを有効活用した水田の高度利用による作付け転換・輪作体系の推進」、「気候変動に適応した農業技術の確立と効果的な社会実装」、「みどりの食料システム戦略推進に向けた農業技術の開発」について、オープンラボを通じた広報活動や実証研究で得られた成果の普及のための研修会等の開催に取り組んでいます。

企画調整部1

外部評価委員会による試験研究の評価

 

企画調整部2

視察見学者への対応

企画調整部3

大規模露地園芸アグリテック実演会の開催

 

企画調整部4

みやぎのIPM技術普及研修会の開催

 

情報経営部 Dept.of Information & Management

  • 情報チームは、現地における営農管理システム等の導入状況や有効活用法について検討します。また、農業に関する気象について、県内各地のアメダスデータ解析やメッシュ農業気象データ等の活用について取り組みます。
  • 経営チームは、大規模露地園芸産地の実現に向け、ほ場整備地区等の経営体が露地野菜等を導入するための経営モデルの策定に取り組みます。また、先進 地事例調査による担い手確保や課題解決手法の検討を行うほか、現地におけるイチゴの経営調査や、RTK活用によるスマート農機を導入した実証経営体の導入効果の検証を行います。

情報経営部1

みやぎ農村RMO形成推進会議にて情報提供

情報経営部2

大規模露地園芸における機械収穫調査(作業記録)

 

野菜部 Dept.of Vegetable

  • イチゴチームは、オリジナル品種「にこにこベリー」の生産拡大に向けて、炭酸ガス施用などの効果的な環境制御技術、育苗ハウス等での高温対策技術、さらに新品種「みやぎi3号」の作型、養液等の栽培管理技術や種子繁殖型品種のセル苗本圃直接定植技術の確立に取り組みます。
  • 施設野菜チームは、高度複合環境制御ハウスにおけるトマト・パプリカの長期多段取り夏越し栽培における外気導入による昇温抑制、断熱資材による省エネ効果検証やグローパイプ局所加温による収益性の高い果実生産技術を開発します。
  • 露地野菜チームは、水田における大規模露地園芸生産の効率化と安定化のため、タマネギやバレイショの現地実証ほにおいて排水対策の実証やRTK基地局を活用した自動操舵による機械化一貫体系の技術実証や作業精度の検証に取り組みます。

野菜部1

大果系の新品種「みやぎi3号」

 

野菜部3

RTK基地局を活用した自動操舵機械の実演

野菜部2

ドローンでの遮熱剤塗布による

ハウスの温度昇温抑制効果の検証

 

花き・果樹部 Dept.of Flouriculture and Fruit Tree

  • 花きチームは、赤色LEDランプ昼照射、防虫ネット等物理的手法を組み合わせたキクの新たなIPM体系の実証、燃油高騰が続く中、無加温栽培できる品目として期待されている切り花ハボタンの普及定着に取り組みます。
  • 果樹チームは、リンゴ、日本ナシの収量倍増を目指した改良ジョイント樹形の開発をはじめ、気候変動に対応したブドウ・リンゴの着色促進技術の開発、リンゴのオリジナル品種育成に取り組みます。

花き・果樹部1

切り花ハボタンの無加温栽培

花き果樹部2

リンゴのジョイントV字樹形試験


 

園芸環境部 Dept.of Horticultural Environments

  • 土壌環境チームは、大規模露地園芸栽培における湿害リスクの評価指標の策定、汚泥肥料の施用基準の検討や堆肥の利用拡大に向けた技術開発に取り組みます。
  • 虫害チームは、振動を活用した防除技術等の開発や、土着天敵や微生物農薬の活用技術の開発、夏秋イチゴにおける病害虫防除技術の確立に取り組みます。
  • 病害チームは、園芸作物生産地における重要病害の発生原因や対策を解明するとともに、総合的病害虫管理技術(IPM)の活用等による防除技術の開発に取り組みます。
  • 遺伝子工学チームは、開発した根こぶ病抵抗性品種の栽培法の検討や、現場で問題となっている病害虫の遺伝子診断技術等を活用した発生生態等の解明と、新たに発生が懸念されるウイルス病等の診断技術の開発及び効果的な防除への応用に取り組みます。

園芸環境部1

湿害リスクの評価に向けた土壌調査

 

園芸環境部2

補助植物を導入したキャベツ栽培

園芸環境部3

病原菌の分離による病害診断

 

園芸環境部4

電子顕微鏡によるウイルス病診断

 

 

お問い合わせ先

農業・園芸総合研究所企画調整部

名取市高舘川上字東金剛寺1(代表)

電話番号:022-383-8118

ファックス番号:022-383-9907

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