「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等,当該活用等が算定要件となる加算及びLIFEと介護ソフト間におけるCSV連携標準仕様について
概要:科学的介護情報システム(LIFE)の活用等について
厚生労働省がこれまで運用してきた「通所・訪問リハビリテーションデータ収集システム」(VISIT)と「高齢者の状態やケアの内容等データ収集システム」(CHASE)について,令和3年4月1日から「科学的介護情報システム」(LIFE)として一体的に運用されることになりました。
また,LIFEを用いた厚生労働省へのデータ提出とフィードバックを活用したPDCAサイクルによるケアの質の向上を推進するため,令和3年度介護報酬改定において,LIFEの活用を算定要件に含む加算が新設されることになりました。
厚生労働省事務連絡「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について [PDFファイル/112KB]
LIFEの活用を算定要件に含む加算について
令和3年度介護報酬改定おいて新設されるLIFEの活用を算定要件に含む加算の概要は下記資料のとおりです。
なお,詳細については,追って厚生労働省から通知される予定です。
(別添1)LIFEの活用等が要件として含まれる加算一覧(施設・サービス別) [PDFファイル/2.17MB]
「科学的介護」とは(LIFEの活用を推進する背景)
1990年代から医療分野においては,「根拠(エビデンス=科学的裏付け)に基づく医療」が実践されてきましたが,介護分野においては,科学的裏付けに基づく効果的な介護が十分に実践されているとは言えない状況にあります。
そこで,科学的手法に基づく分析を行うためのデータの収集や分析に基づくエビデンスの蓄積を行うこと,更に分析成果のフィードバックを通じた介護サービスの質の向上を目的としてCHASEとVISITが運用されており,令和3年4月1日からは,それらを一体的に運営するLIFEが開始されることになりました。
(別添2-1)PDCAサイクルの推進等イメージ [PDFファイル/4.29MB]
(別添2-2)PDCAサイクルの推進等イメージ [PDFファイル/9.38MB]
LIFEの活用を算定要件に含む加算の算定のために必要な対応等について
LIFE利用申請手続き
LIFEの活用を算定要件に含む加算を算定するためには,事前にLIFEの利用申請手続きを行う必要があります。
手続き手順は下記の資料のとおりです。
(別添3)LIFEの利用について [PDFファイル/5.35MB]
LIFE利用申請処理スケジュール(R3.3.10追加)
LIFEの利用申請と申請処理のスケジュールについては,下記のとおりです。
【事務連絡】「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について(その2) [PDFファイル/11KB]
データ提出とフィードバック
加算の算定にあたっては,下記の様式による毎月のデータ提出とフィードバックが必要となる予定です(様式は現行案です)。
(別添4-1)LIFE関連加算の様式について [PDFファイル/103KB]
(別添5)VISIT・CHASEにおけるデータ入力の省力化について(イメージ) [PDFファイル/224KB]
なお,データ提出にあたっては,LIFEのWebサイトに直接入力する方法と,介護ソフトに入力したデータをLIFEへのCSV連携により提出を行う方法があります。CSV連携については,次の項目をご覧ください。
「科学的介護情報システム(LIFE)と介護ソフト間におけるCSV連携の標準仕様」について
データ提出にあたっては,介護ソフトに入力したデータをLIFEに連携する機能等を備えることにより,LIFE へデータを再入力する負担が生じないようにする仕組みづくりが進められています。
【事務連絡】「科学的介護情報システム(LIFE)と介護ソフト間におけるCSV連携の標準仕様」について [PDFファイル/54KB]
(別添1)LIFE関連加算の様式について [PDFファイル/116KB]
(別紙)外部インターフェース項目一覧(LIFE) [Excelファイル/365KB]
参考:LIFEに対応した介護ソフト導入などに対する補助について
LIFEに対応した介護ソフトなどを導入する場合は補助の対象となる場合があります。
(別添6)ICT導入支援事業(地域医療介護総合確保基金) [PDFファイル/726KB]
LIFEに係る問い合わせについて
新規申請に係る質問について
利用申請ヘルプデスク
電話番号:042-340-8819(平日10時から16時まで。4月以降は別番号に変更予定)
新規申請を含むすべての質問について(極力こちらをご利用ください)
CHASEヘルプデスク