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掲載日:2023年11月28日

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議長記者会見(令和3年12月15日)

議長記者会見の概要

開催日等

開催日 令和3年12月15日(水曜日)

場 所 議会庁舎1階 議員応接室1

議長発表の概要(配付資料:議決結果(PDF:21KB)

議長 会見 副議長

議長挨拶

 本日は大変お忙しい中,記者会見にお集まりいただきまして,ありがとうございます。

 あらためまして,第45代宮城県議会議長に就任しました菊地恵一でございます。議長として果たさなければならない責任の重さと与えられた課題の大きさに,改めて身の引き締まる思いをいたしております。

 さて,東日本大震災の発生から10年が経過しました。これまでの着実な取組より,ハード面においては,多くの地域で取組が完了しつつあります。一方,心のケアや地域コミュニティづくりなどのソフト面においては,今後も一人一人に寄り添った細やかな支援が求められております。

 また,人口減少や少子高齢化,自然災害の激甚化など社会情勢の急激な変化に加え,昨今の新型コロナウイルス感染症の流行による産業やなりわいへの深刻な影響など,直面する喫緊の課題に対応していくために,県議会が果たすべき役割は,今後ますます大きくなっていくものと考えております。

 議会の使命を全うすべく,議長として全身全霊で取り組んで参る所存でございますので,どうぞよろしくお願いいたします。

 

定例会を振り返って

 11月24日に開会した11月定例会は,21日間の会期を終え,本日閉会しました。

 今定例会を振り返ってみますと,一般質問において,県立病院等の統合・合築など地域医療に関することや,保健所の改編について多くの議員が取り上げたほか,新型コロナウイルス感染症対策やコロナ後の社会を見据えた経済対策,エネルギー政策,人口減少対策などについて議論を交わしました。

 その他,東日本大震災からの復旧・復興,防災・減災対策,教育行政,障害者行政など,幅広く活発な議論が行われたものと感じております。

 今定例会においては,新型コロナウイルス感染症対策関連として,米価の下落状況を踏まえた各種支援策やワクチンの追加接種のための大規模接種会場の運営費のほか,原油価格高騰対策に要する経費など,追加提案を含めて399億7千7百余万円の補正予算を可決しました。

 議員提出議案では,一日も早い拉致被害者全員の救出に向けて,北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深める取組を推進するため,「北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深めるための取組を推進する決議」を採択いたしました。また,「中華人民共和国による人権侵害問題の解決を促し,必要な措置を講ずることを求める意見書」を可決しております。

 次に,本日の本会議において,5つの調査特別委員会が設置されました。東日本大震災からの復興を推進するため「大震災復興調査特別委員会」を継続して設置したほか,「再生可能エネルギー・脱炭素調査特別委員会」,「地域再生・活性化対策調査特別委員会」についても,昨年に引き続き設置しました。また,新たに「少子化対策調査特別委員会」,「地方デジタル化調査特別委員会」を設置しました。

 いずれも県政において重要課題となっているものですので,各委員会の今後の調査活動に期待しております。

 県議会としても,引き続き県政諸課題の解決に向けて全力で取り組んでまいります。

 なお,今定例会では,聴覚障害のある方が傍聴されましたが,手話通訳者を配置し対応いたしました。今後とも,議会のバリアフリー化に取り組み,開かれた議会を目指してまいります。

 私からは,以上でございます。

上記以前の議長記者会見

お問い合わせ先

議会事務局 政務調査課広報情報班

仙台市青葉区本町三丁目8番1号

電話番号:022-211-3592

ファックス番号:022-211-3598

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