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麻しん(はしか)について

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年10月9日更新

麻しん(はしか)について

麻しんとは

麻しんは麻しんウイルス(measles virus)による感染症です。その感染力は非常に強く,免疫を持っていない人が感染すると90%以上発症すると言われています。
予防接種の徹底により患者数は激減していますが,最近は,他県で,渡航歴のある麻しん患者やその接触者からの患者発生が続いていますので,予防接種歴を確認しましょう。

医療機関を受診する方へ 

麻しんはウイルス感染後,10~12日の潜伏期間を経て発症してきますので,麻しんワクチンの接種歴がなく,発熱,咳,鼻水,眼球結膜の充血等の症状があった場合は,10~12日前の行動を思い出し,特に海外や人が多く集まる場所に行っていた場合等は,麻しんを疑って,事前に医療機関へ電話で連絡し,医療機関の指示に従い受診して下さい。
また,周りに麻しん患者がいる場合,麻しん患者と接触がある場合にも,受診前にあらかじめ医療機関に電話で連絡し,その旨を伝えたうえで,医療機関の指示に従い受診してください。

感染経路

空気感染が主な感染経路ですが,その他に患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛沫感染やウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染もあります。
感染性は非常に高く,コンサート会場や体育館等広い場所であっても,免疫がなければ同じ空間にいるだけで感染し発症する危険性が高くなります。
発症した人が周囲に感染させる期間は,症状が出現する1日前(発疹出現の3~5日前)から発疹出現後4~5日程までです。なお,感染力が最も強いのは症状が出てから発疹出現前の期間です。

症状

 麻しんウイルスに感染すると,10~12日間の潜伏期間の後,38℃前後の発熱や咳,鼻水,倦怠感(小児では不機嫌)といった風邪のような症状が現れ,症状が次第に強くなっていきます。発疹が現れる1~2日前に頬粘膜(口の中の頬の裏側)にやや隆起した1mm程度に小さな白色の小さな斑点(コプリック斑)が出現します。コプリック斑は麻しんの特徴的な症状ですが,発疹出現後2日目を過ぎる頃には消えてしまいます。また,乳幼児については,消化器症状として,下痢や腹痛を伴うことも多く見られます。2~4日続いた後,39℃以上の高熱と発疹が出現します。発疹は耳後部や前額部など頭部から出始め,しだいに全身へ広がっていきます。高熱は発疹出現後,3~4日間程続き,徐々に回復していきます。
また,麻しんは合併症を起こすことも多く,肺炎や中耳炎,稀に脳炎などを発症する場合も有り,肺炎や脳炎については重症化すると死亡する場合もあります。

予防方法について

 麻しんは感染力が強く,空気感染もするため,手洗いやマスクのみでは予防は出来ません。有効な予防方法として,麻しんワクチン接種で麻しんに対する免疫をあらかじめ獲得する方法がありますが,予防効果を確実なものにするには2回の接種が必要です。また麻しん患者に接触した場合,72時間以内に麻しんワクチンの予防接種をすることも効果的であると考えられています。
定期接種の対象者だけでなく,麻しんの罹患歴やワクチンの予防接種歴が明らかでない場合や海外渡航を計画している方は,予防接種を検討してください。

治療

 特別な治療法はなく対症療法が中心に行われます。また,中耳炎や肺炎など細菌性の合併症を起こした場合には,抗菌薬の投与が必要になります。

麻しん患者の発生状況

県内の状況(公表資料等)

   ・麻しん(はしか)患者の発生について(第1報) (平成29年10月6日記者発表資料) [PDFファイル/175KB]

   ・麻しん(はしか)患者の発生について(第2報) (平成29年10月7日記者発表資料) [PDFファイル/210KB]

   ・麻しん(はしか)患者の発生について(第3報) (平成29年10月9日記者発表資料) [PDFファイル/208KB]

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