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トップページ組織でさがす新産業振興課みやぎ高度電子機械産業振興協議会/活動紹介/半導体・IoTセミナー 半導体産業の動向と今後の展望~デバイス分野の新展開~

みやぎ高度電子機械産業振興協議会/活動紹介/半導体・IoTセミナー 半導体産業の動向と今後の展望~デバイス分野の新展開~

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月4日更新

活動紹介/半導体・IoTセミナー 半導体産業の動向と今後の展望~デバイス分野の新展開~

   平成30年11月13日(火曜日)に、ホテルレオパレス仙台にて、半導体・IoTセミナー 半導体産業の動向と今後の展望~デバイス分野の新展開~を開催しました。

講演

講演1 『半導体製造装置の市場動向及びSEAJ需要予測』

【講師】 一般社団法人日本半導体製造装置協会  専務理事  渡部 潔  氏


【要旨】講師1渡部氏
〇大手半導体製造装置メーカー等を中心とした、調査統計専門委員会により、需要を予測・審議し年2回予測数値を発表している。
〇半導体市場は46兆円、そのうち約2割程度(約9兆円)が設備投資(土地・建物含む)にまわり、約6兆円が半導体製造装置市場。
〇そのうち日本のシェアは30%程度だが、現在の好景気により製造装置市場が拡大し、日本製の売上げは2017年実績で2兆円を超えている。
〇これまで半導体需要を牽引してきたスマートフォン市場が、出荷台数15億台を目前に頭打ちとなっており、代わりにサーバー市場(データセンター向け)が伸びてきている。今後は、自動運転の普及などにより、「BtoC」から「BtoB」へ半導体投資を牽引するドライバーが変化していくだろう。
〇半導体製造装置の販売額は、2017年度実績で過去最高となり600億ドルを超えた。そのうち日本製の販売額も過去最高となり2兆円を超えている。日本製でシェアが伸びている装置はエッチング、洗浄、CVD、レジストである。
〇日本製市場別シェアとしては、主に韓国、中国、台湾となっており、特に韓国、中国での販売高が大きく成長してきている。
〇日本製装置の今後の需要予測としては、2017年度に2兆円を超えたが、2020年度には2.5兆円規模へ成長するものと予測。

 

講演2 『- 大きなうねりの中で - IoT時代、電子デバイス業界のパラダイムシフト!!』

【講師】 株式会社秋田銀行 地域未来戦略部  チーフアドバイザ  土門 孝彰  氏


【要旨】講演2土門氏
〇現在、身の回りの電子機器等には数多くのセンサが搭載され、それらがインターネットを通じて繋がるのがIoTであり、今後は危険を伴う仕事の支援や、担い手不足の支援等への利用が期待される。
〇自動車のIoT化が今後加速していくが、EVよりも自動運転の方が、半導体需要が大きい。これは、自動運転に必要な各種センサ及びデータ通信量が膨大なものとなり、車専用のサーバ、データセンターが必要となるためである。
〇スマートフォンの台数の伸びにより支えられた電子部品については、市場が成熟化しつつあるため、これまでのような成長は期待できないであろう。次の製品へどう対応するかがキーとなる。
〇電子部品は今後、成長率と占有率を見極めながら新分野への確実なシフトが必須となる。
〇大きな変革期の中では、優れた材料技術等を駆使し、業界の主導権を握れるような戦略が必要。

 

講演3 『半導体LSI技術を用いたバイオメディカル集積デバイスの開発』

【講師】 東北大学大学院 医工学研究科  教授  田中 徹  氏


【要旨】講演3田中氏
〇TSVを有する3次元集積回路(3D-IC/TSV)は実用化フェーズ。積層CISは発売済み、積層DRAM、積層NANDフラッシュも発売待ちとなっている。
〇LSI技術を用いたバイオメディカル集積デバイスとして、眼球内完全埋め込み型人工網膜を紹介したが、これには感覚器の構造と機能に基づき、使用者のQOLを最優先に考えることが重要となる。
〇神経(ソフト&ウェット)とLSI/MEMS(ハード&ドライ)を融合するため、“スマート”なニューロン・マシンインターフェイスが必要となる。