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ウイルスが検出された状況に応じて適切に対応するため,環境省の判断により設定されます。
対象地 発生状況 |
全国 | 発生地周辺(発生地から半径10km以内を基本) |
---|---|---|
通常時 |
対応レベル1 |
- |
国内単一箇所発生時 |
対応レベル2 |
野鳥監視重点区域に指定 |
国内複数箇所発生時 |
対応レベル3 |
|
近隣国発生時等 |
対応レベル2または3 |
必要に応じて野鳥監視重点区域を指定 |
外傷や追突によるものと判断される場合や,腐敗している場合は死亡野鳥調査対象となりません。
対応レベル |
鳥類生息状況等調査 |
ウイルス保有状況の調査 |
||||
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死亡野鳥等調査 |
糞便採取調査 |
|||||
検査優先種1 |
検査優先種2 |
検査優先種3 |
その他の種 |
|||
対応レベル1 |
情報収集 監視 |
1羽 以上 |
3羽 以上 |
5羽 以上 |
5羽 以上 |
10月から12月にかけて飛来状況に応じて糞便を採取 |
対応レベル2 |
監視強化 |
1羽 以上 |
2羽 以上 |
5羽 以上 |
5羽 以上 |
|
対応レベル3 |
監視強化 |
1羽 以上 |
1羽 以上 |
3羽 以上 |
5羽 以上 |
|
野鳥監視重点区域 |
監視強化 緊急調査 発生地対応 |
1羽 以上 |
1羽 以上 |
3羽 以上 |
3羽 以上 |
(9目11科)
重度の神経症状**が観察された水鳥類
主に早期発見を目的とする。
高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)に感受性が高く,死亡野鳥等調査で検出しやすいと考えられる種。
死亡野鳥等調査で,平成22年度及び28年度,令和2年度の発生時を合わせた感染確認率が5%以上であった種。
さらに発見の可能性を高めることを目的とする。
過去に日本と韓国等において死亡野鳥で感染確認のある種を含める。
感染の広がりを把握することを目的とする。
水辺で生息する鳥類としてカワウやアオサギ,検査優先種1あるいは2に含まれないカモ科,カイツブリ科,ツル科,カモメ科の種を,また鳥類を捕食する種として検査優先種1あるいは2に含まれないタカ目,フクロウ目,ハヤブサ目の種を対象とした。
上記以外の鳥種すべて。
猛禽類以外の陸鳥類については,カラス類以外は国内では感染例が知られておらず,海外でも感染例は多くないことから,その他の種とする。また,国内のカラス類の感染例はいずれも家きんの発生に関連すると考えられることから,その他の種とする。
野鳥監視重点区域においては,3羽以上の死亡が見られた場合の他,感染確認鳥類の近くで死亡していた等,感染が疑われる状況があった場合には1羽でも検査対象とする。
※上記内容は,環境省自然環境局が作成した「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」から抜粋したものです。
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