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食肉処理場に搬入された家畜は、生きた状態から、解体後まですべての部位において、1頭ずつと畜検査員(獣医師)による検査を受けることが義務付けられており、合格したものだけが食用となります。
家畜は、まず生きている状態で、と畜検査員によって健康状態が確認され、合格したものがとさつ解体処理されます。
解体処理の工程では、筋肉や内臓などが検査されます。食用に適さないものは、解体禁止、部分廃棄、全部廃棄になります。
内臓検査では一頭ずつ検査刀を用いて検査します。
豚内臓全景
腸間膜リンパ節を細切し検査しているところ
枝肉検査ではまず、外皮が付いた状態でと体の検査を行います。
内臓検査と枝肉検査は同時検査で行います。異常を発見した場合、内臓、枝肉ともに保留し精査します。
その後、剥皮および背割り後の枝肉を検査します。
頭の検査。下顎リンパ節を細切して検査しているところ。
内臓検査。胃、腸などの下内臓(白物)と肺、心臓、肝臓などの上内臓(赤物)は別々に検査します。
白物検査の様子
赤物検査の様子
枝肉検査。腎臓に割面を入れ検査しているところ。
と畜検査の結果、合格したものは畜種ごとに定められた様式の検印が押されます。これらの印に使用されるインクは、食品添加物の色素が用いられており安全なものです。
詳細なと畜検査データはこちら(事業概要)をご覧ください。
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