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【「ともに歩む仙台都市圏」(仙台都市圏広域行政推進協議会編集)参考】
仙台都市圏域 | |||
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【位置】 | ![]() |
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当圏域は宮城県のほぼ中央に位置し,西部の船形連峰や二口渓谷などの山間地は山形県と,南部は福島県と隣接しています。管内面積は1,648平方キロメートルで県全体の23パーセントを占めています。 圏域は歴史的つながりや地理的条件,経済的な結びつき等からさらに中央部(仙台市),東部(塩竈市,多賀城市,松島町,七ヶ浜町,利府町),南部(名取市,岩沼市,亘理町,山元町),北部(大和町,大郷町,富谷町,大衡村)の4地域にわけることができます。 |
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【自然と気候】 | |||
圏域西部は標高1500.2メートルを誇る船形山を主峰とした船形連峰に接し,その周辺から七ツ森等にかけて「県立自然公園船形連峰」に指定されています。 西部から東部に向かうと,阿武隈川,名取川,七北田川の流域で形成されている平野が広がっています。この平野は他圏域を流れる鳴瀬川,北上川流域の平野を含めた「仙台平野」の一部になっています。 気候は暖温帯と冷温帯にまたがり,冬期は東北地方としては温暖であり,夏期も太平洋の海風の影響でしのぎやすい気候になっています。 |
【歴史】
本圏域は,各時代の多くの遺跡などがあり,古くから人間が生活を営む上での風土があり,歴史がはぐぐまれてきました。
奈良時代には(8世紀)には,本圏域東部の多賀城に陸奥国の国府が置かれるなど早くから東北の軍事,政治,経済,文化の中心としての役割を果たしています。
また,17世紀初頭(1601年),伊達政宗が岩出山から仙台に居城を移すとともに城下町づくりをはじめ,門前町,宿場町,港町など,今日の仙台圏の基盤を形成しました。
明治以後,政府による東北開発が進められ,仙台には,県庁をはじめ,第二師団,旧制第二高等学校,東北帝国大学などが設置され,東北地方の行政,教育,文化の中心都市としての役割を担う一方,東北本線,常磐線の開通により,交通ネットワークも次第に整備され新たな交通圏が形成されるようになりました。
第二次世界大戦後は,行政制度の一連の改革に引き続く高度成長期の過程にあって,東北地方を管轄する官公庁及び企業の出先機関の急激な進出,工場や流通機能の集積に伴い,圏域住民の交流が一層拡大し,飛躍的な発展をとげました。
さらに近代では,産業,経済,金融機能,大学,報道機関などの,東北一円を対象とする中枢都市となっており,その中核都市である仙台市は,旧宮城町,旧秋保町,旧泉市との合併を行い,平成元年4月1日に東北地方では唯一の政令指定都市になり,平成11年5月11日に人口が100万人を超えました。
また交通の面では,平成10年3月には仙台空港に3000メートル滑走路が完成し,東北地方の拠点国際空港としての役割を担っています。
伊達政宗公の居城「仙台城」(隅櫓)
日本三景の松島(写真は「五大堂」)
仙台空港
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