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掲載日:2025年12月11日

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宮城県から保育施設の皆さまへ

いつも安全・安心で魅力的な保育の環境づくりをしてくださり、ありがとうございます!

保育施設は、スリッパをそろえるための足跡マークや、ゴミを楽しく捨てられるユーモアあふれる仕掛けがたくさん。指導監査でお邪魔する私たち県職員も、いつも驚きと感動でいっぱいです。地域ならではのユニークな取り組みや、生成AIといったテクノロジーを使った取り組みもあり、日々、学ばせていただいています。

パソコン、検索エンジン。暮らしを豊かにするイノベーションの多くが、“ガレージ”から生まれました。自由な発想で、ワクワク試行錯誤しながらアイデアを生み出す保育の場は、まさにガレージのようです。宮城県では、保育の現場と行政・養成校・学生・他分野がコラボレーションしながら、保育の未来のカタチをデザインする取り組みを進めています。

保育イノベーションの取り組み

保育×生成AI

保育の質の向上を目的とした生成AIの活用が進んでいます。外遊びのアイデア出しなど、宮城県内の取組事例をまとめたので、参考にしてください。

宮城県の保育施設における生成AI活用集(PDF:1,749KB)

ai

保育×3Dプリンター

技術革新に伴い、保育現場において3Dプリンターの活用が見込まれます。県内における産業集積を活かして、セミナーを開催しています。

3Dプリンターでつくる世界に1つだけの保育グッズ入門セミナー(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

バナー

保育×木育

宮城県では、県土の60%が森林という特性や、工業デザイン発祥の地としての技術を活かし、県産木材やCLT(木板を交互に貼り合わせて強度を高めたパネル)を使った施設整備や、木のおもちゃによる体験づくりを進めています。木との触れ合いを通じて、豊かな心を育む取り組みをまとめているので、参考にしてください。

みやぎ材利活用事例集Vol.19(令和7年3月 宮城県水産林政部林業振興課作成)

  • 可能な限り木材が使用され、天井面にも木部を表すなどの設計がなされました。園児や保護者、保育園で働く職員が木の香りや木の安らぎ、木の温もりを感じられる、温かみのある空間となりました(p8)。
  • CLTを採用することで、構造上強度のある無柱の大空間をつくることができるため、園児の死角をなくし、自由に走り回れる広い空間を実現しました。その木空間(構造)は日常では体験できないものとして、好奇心や探究心を発揮できます(p9)。

安全な保育環境の共創

法律の基準を守るとともに、足跡マークなどのデザインが、安全や衛生につながる主体的な行動をうながし、保育をよりクリエイティブにしています。 監査やガイドラインにも現場の創意工夫を活かすことで、監査の時間を保育施設の皆さまの創意工夫を県全体で共有し、発展させる共創の場とします。

みんなで考えよう安全な保育施設のつくり方(PDF:661KB)

安全な保育施設のつくり方

セミナー・ワークショップの開催

宮城県保育士・保育所支援センターにより、初任・中堅保育士を対象に、身近にあるもので実践できる遊びに関するセミナーや、保育士同士で情報交換したり、一緒にアイデアを考えたりするワークショップを開催しています。そこで出たアイデアや、わいわい意見交換する様子を、保育士を志す養成校の学生や中高生にも発信し、保育士になる意欲や、保育士という職への興味関心を高めます。

参加した保育士の声

  • 身近なものでこんなに楽しいものができるなんて!と思いました。子どもの喜ぶ顔が目に浮かぶようです。
  • 時間が足りないくらいでとても楽しい時間でした。初心に帰れた気分でした。
  • すぐに使えるようなアイデアがたくさん詰まっていて、とても実用的な研修でした。
  • かわいらしくて親しみやすい絵や楽しい仕掛けで、子どもの興味や好奇心をひきつけられそうです。生活習慣を身に着けていくことにも期待でき、今後の保育に活かすのが楽しみです。
  • 「失敗しても次につながればいい」という言葉がありがたかったです。

保育のガレージのコンセプト

コンセプト

お問い合わせ先

子育て社会推進課保育支援班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 7階

電話番号:022-211-2529

ファックス番号:022-211-2591

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