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「知水講座」は,今後の河川行政を担う職員の人材育成を図るとともに,公開講座として,県民の方々に,河川行政についてよりよく知っていただき,今後の宮城県の河川行政のあり方を一緒に考えるために,平成16年から実施しています。
今回は「みやぎの礎を築いた治水・利水対策~江戸・明治期の舟運・新田開発と河川の歴史~」と題して,江戸から明治期に行われた舟運事業や新田開発の関係について学び,宮城県内の各河川の特性を知るとともに,今後の河川整備のあり方を考えるきっかけとして開催しました。
基調講演第1部ではNPO法人あぐりねっと21理事長(宮城大学名誉教授)の加藤徹様をお招きし,「政宗公時代からの北上川改修工事とその意義」をご講演いただき,県北部を流下する北上川等の,治水対策と利水対策(舟運整備や新田開発など)を目的とした大規模で大胆な河川改修の歴史について学びました。
基調講演第2部では,Webサイト『貞山・北上・東名運河事典』管理者の髙橋幸夫様をお招きし,「貞山運河の開削をめぐる諸説を考察してみる」をご講演いただき,江戸時代から明治期にかけて盛んに整備が行われてきた県沿岸部を結ぶ貞山・北上・東名運河群の成り立ちについて学びました。
開会の挨拶:宮城県土木部長
宮城県治水協会会長挨拶:大崎市長 伊藤康志様
(代理:大崎市副市長 小田原雄一様)
基調講演第1部:NPO法人あぐりねっと21理事長(宮城大学名誉教授) 加藤徹様
基調講演第2部:Webサイト『貞山・北上・東名運河事典』管理者 髙橋幸夫様
閉会の挨拶:宮城県土木部次長(技術担当)
日時:平成29年11月2日(木曜日)14時から16時30分まで(開場13時30分より)
会場:TKPガーデンシティ仙台 21階「ホール21(C+D)」
(仙台市青葉区中央1-3-1 AER)
136名(一般県民60名・行政関係者76名)
宮城県(宮城県治水協会共催)
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