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宮城県土木部河川課では,平成27年9月関東・東北豪雨により被災した,一級河川鳴瀬川水系渋井川及び一級河川北上川水系出来川(名鰭越流堤)の復旧について,被災原因及び被災メカニズムを検証するとともに,堤防復旧工法を検討する目的として「平成27年9月関東・東北豪雨により被災した河川管理施設等の設計検討会」(以下,本委員会という。)を設置し,平成27年10月2日の第1回設計検討会から平成28年2月1日の第4回設計検討会まで延べ4回開催し,検討を重ねて参りました。
このたび,本委員会の検討内容をとりまとめましたので,お知らせいたします。
平成27年9月9日から11日にかけての関東・東北豪雨により,大和町の南川で日雨量322mmを観測するなど記録的な豪雨となった。県内の上空に長時間次々に雨雲が流入し降雨が継続する線状降水帯が形成され,多くの河川管理施設が被災した。
特に大崎市古川の渋井川においては,堤防が3箇所あわせて延長約90mが決壊し,浸水面積430ha,床上床下を合わせた浸水戸数は400戸にも及んだ。
また,出来川の下流部にある名鰭越流堤は干拓遊水池に放流する施設も決壊し,広大な耕作地が浸水することとなった。
今後の出水による被災を未然に防止するため,今回被災した渋井川堤防や出来川名鰭越流堤の被災メカニズムの検証と復旧工法等を検討するものである。
検討内容についてはこちらをご覧ください。
過去の検討会開催状況についてはこちらをご覧ください。
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