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社会教育は、地域住民が生活課題や地域課題に根ざして行う学習活動について、住民同士の学び合い・教え合い等を通じ、人と人との絆を強くすることを働きかけ、個々の教養の向上、健康の増進等を効果的に高める役割を担います。
地域住民が主体的に地域を学び、地域課題に気付き、解決に向けて協力しながら行動できるよう、社会教育は「集い・学び・共に行動する」ことを目指して事業を展開しています。
美里町社会福祉協議会が主催し、美里町行政区長、自主防災組織役員、民生委員、地域住民等を対象に「バーチャルマップで水害疑似体験」(DIG)を実施しました。美里町は、大きな川に挟まれた平坦な地形が特徴であり、台風などの豪雨時には水害被害が発生しやすい地域です。このような地域特性に即した防災研修は、住民の自助意識を高めるうえで大切です。講師にウェザーハート災害福祉事務所代表 千川原公彦 氏を招き、架空の地図を使った演習をし、ワークショップを通じて活発な意見交換が行われ、災害の備え・地域の助け合いについて考えました。参加者は、地域住民同士のつながり(地縁)の重要性や、緊急時における具体的な対策について気付くことができました。
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