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種雄牛舎は昭和42年に建設され,宮城県の和牛改良の始祖ともいうべき「茂重波」号を始め,「茂洋」号や「茂福久」号など,数々の優良種雄牛が飼養され,県内肉用牛農家へ精液を配布してきました。
しかしながら,近年は,種雄牛の大型化に伴い牛房が手狭になってきたことや,建設から50年を経過し経年劣化が著しく進み,日常の飼養管理業務において支障を来たすことが多くなってきました。
このようなことから,種雄牛舎の建て替えが決定され,平成30年12月には、新しい種雄牛舎が完成いたしました。(牛房数28)
新種雄牛舎は,牛房面積をこれまで以上に広くするとともに,夏季の精液性状を確保するため,一部に冷房設備を完備するなどの快適な飼養環境を整備しました。
また,これまでは牛舎と採精場が分離されていましたが,今後は,牛舎から精液採取,凍結精液製造までが一連の工程の中で行われることで,これまで以上に安定的な凍結精液の供給が可能となっております。
写真1 完成した新種雄牛舎及び精液採取棟全景(精液採取棟側から)
写真2 新種雄牛舎の牛房に向かう宮城の名牛「茂洋」号
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