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平福百穂展

平福百穂(ひらふく・ひゃくすい 1877~1933)は秋田県角館町に生まれ、明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。はじめ自然主義を掲げる无声会に参加し、その後珊瑚会や金鈴社で作品を発表、政府主催の文展や帝展でも評価を得ました。またスケッチの画家としても定評があり、新聞や雑誌の挿絵を多く手がけました。

百穂は同時代の日本画家、洋画家、漫画家、さらには歌人などとも親しくし、こうした交友関係から制作活動の場を広げていきました。常に研究と工夫を重ね、多彩な表現を展開した百穂ですが、その根底にあったのはどこまでも写生の態度でした。その平明にして深遠な絵画世界は、今日も多くの人々に愛されています。

本展では、同時代の画家や歌人との交流にも触れながら、百穂の多方面にわたる活躍を約150点の作品と資料によって一望します。

報道関係の方へ(プレスリリース)(PDF:1,759KB)

展覧会概要

会期

2019年7月13日(土曜日)~9月1日(日曜日)

※会期中、展示替えがあります。
〔前期:8月4日(日曜日)まで、後期:8月6日(火曜日)から〕

開館時間

9時30分~17時00分(発券は16時30分まで)

休館

月曜日(ただし、7月15日、8月12日は開館)、7月16日、8月13日

当日券料金

一般1300円、学生1100円、小中高生650円

前売・団体料金(20名以上)

一般1100円、学生900円、小中高生500円

前売券情報

2019年6月8日(土曜日)~7月12日(金曜日)

宮城県美術館、藤崎、仙台三越、ローソンチケット(Lコード:21333)、セブンチケット、宮城県庁1階売店にて販売

主催

宮城県美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、ミヤギテレビ

協賛

ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜

後援

仙台市教育委員会、河北新報社、NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、KHB東日本放送、エフエム仙台

主な出品作品

《田舎嫁入》
平福百穂《田舎嫁入》1899年
東京藝術大学

《青山白雲》
平福百穂 《青山白雲》1919年
宮城県美術館

《猟》
平福百穂 《猟》1920年
宮城県美術館

《春山》
平福百穂 《春山》1933年
秋田県立近代美術館

《荒磯》1 《荒磯》2
平福百穂《荒磯》1926年 東京国立近代美術館

挿絵

平福百穂挿絵
『東京パック』第8巻第19号
1912年7月 宮城県美術館

《山本権兵衛》 《小村外相》

《明治天皇》

平福百穂 スケッチ《山本権兵衛》、《小村外相》、《明治天皇》
仙北市立角館町平福記念美術館

《議会の大隈公》

平福百穂 《議会の大隈公》 1914年
秋田県立近代美術館

関連イベント

講演会「百穂についての覚え書き」

概要

日時

7月13日(土曜日) 13時30分~(90分程度)

会場

講堂(聴講無料)

講師

山本丈志氏(秋田県立博物館学芸員)

まちなか美術講座「東北ゆかりの日本画家 平福百穂」

概要

日時

7月20日(土曜日)13時30分~

会場

東北工業大学一番町ロビー2階ホール
(入場無料)

講師

菅野仁美(当館学芸員)

学芸員による展示解説

概要

日時

8月3日(土曜日)、8月17日(土曜日)

各日14時00分~(約50分)

会場

2階展示室入り口集合 要観覧券

講師

当館学芸員

割引情報

リピーター割引

本展観覧済みのチケットを当館受付でご提示いただくと、「平福百穂展」を当日料金から100円引きで観覧できます。他の割引との併用はできません。

他館割引

本展チケットの提示で、下記展覧会を団体料金でご覧いただけます。
東北歴史博物館「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」
2019年7月13日(土曜日)~9月1日(日曜日)
東北歴史博物館ウェブサイト(外部サイトへリンク)
http://www.thm.pref.miyagi.jp/(外部サイトへリンク)

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