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昭和56年に開館した宮城県美術館(以下「美術館」という。)は,開館から約40年が経過し,施設や設備の老朽化が著しく進んでおり,県民の財産である美術品を守り,未来に伝えるためには大規模な更新・改修が不可欠になっています。
同時に美術館へ求められる役割が開館当時とは変化してきており,新たな機能がこれまで以上に求められています。
宮城県では,これからの県美術館に求められる役割や機能を整理した上で,リニューアルの方向性について示した「宮城県美術館リニューアル基本構想」を平成29年3月に,そして同構想を踏まえ,リニューアルの実現に向けて具体的内容を示す「宮城県美術館リニューアル基本方針」を平成30年3月に策定しました。
この度,県有施設再編に係る検討の結果等を踏まえ,上記基本方針で示したリニューアルの実現に向けた具体的内容や事業スケジュール等について,「宮城県美術館リニューアルの進め方」として改めて整理しました。
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