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令和7年7月12日(土曜日)に、石巻市河北総合センタービッグバン(石巻市成田)において、「津波防災シンポジウム 防災文化を後世へつなぐ~震災教訓を活かした津波防災と次世代への伝承~」を開催しました。県では平成18年度から津波防災意識の向上を目的として、シンポジウムを開催しており、今年で16回目となります。
東日本大震災以降は、シンポジウムを通じて津波防災と津波災害伝承、伝承継続の重要性について理解を深めてきました。この中、東日本大震災から14年が経過し、震災経験者の高齢化や記憶の風化、震災を経験していない世代の割合が増えていることから、若い世代をはじめとした次世代への伝承が大きな課題となっています。
そのため、今年度は、「防災文化を後世へつなぐ」をテーマに、震災教訓を活かした津波防災と次世代への伝承について考える内容で開催し、約190名の方々にご参加いただきました。
県としては、今後もこのようなシンポジウムを開催し、たくさんの方々に知っていただき、地域における津波防災意識の向上や東日本大震災の伝承継続を図ってまいります。
基調講演は、「震災の教訓を活かした津波防災と伝承」と題して、東北大学災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授にご講演いただきました。
基調講演:東北大学災害科学国際研究所・佐藤翔輔准教授
特別講演は、「石巻市における防災への取組」と題して、石巻市危機管理部危機対策課の内海防災専門官にご講演いただきました。
特別講演:石巻市危機管理部危機対策課・内海防災専門官
また、東北大学の佐藤翔輔准教授をコーディネータとして、「東日本大震災の教訓を若い世代へどう伝承するか」をテーマに、石巻市の内海防災専門官、(株)白謙蒲鉾店の白出取締役副社長、(株)八幡家の阿部代表取締役、石巻好文館高校の2年生(今野さん、齋藤さん、鈴木さん、髙瀬さん)を交えてトークセッションを行いました。
トークセッションの様子
同時開催として、「3.11復旧・復興パネル展」を開催しました。
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