ここから本文です。

実証研究の概要・研究成果

社会実装に取り組む成果技術(平成30年度~令和2年度)

成果技術一覧
成果技術名 技術の概要 関連資料(栽培マニュアル等)
(1)大区画ほ場におけるプラウ耕乾田直播 耕起にはプラウの一種であるスタブルカルチを用い、播種には、グレーンドリルを用いる。播種床造成はケンブリッジローラによる鎮圧作業で高能率に行う。播種後の鎮圧は苗立ちの安定化と漏水防止効果がある。水稲については、労働費が大きく削減されることにより、生産費が東北平均に比較して40%以上削減可能.。

概要資料(PDF:394KB)

乾田直播栽培マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

(2)既存施設を活用した水稲の低コスト栽培技術

(1)乳苗等高密度播種と疎植の組み合わせ
乾籾220g/箱播きの乳苗等高密度播種と11.1株/平方メートル(37株/坪)等の疎植の組み合わせにより、移植苗箱数の半減が可能。

(2)常時被覆無灌水の簡易乳苗育苗(ベタ掛け乳苗)
播種後、育苗ハウス内に平置きし、被覆資材を掛けたまま10~14日間育苗することで、草丈8cm以上の「乳苗」が得られる。育苗期間が短いため、育苗の2回転が可能であるほか、育苗中の灌水省略が可能。

概要資料(PDF:357KB)

機械の汎用利用による低コスト3年4作体系
目次(PDF:1,102KB)
前半(PDF:9,945KB)
後半(PDF:2,719KB)
(3)キャベツ等露地野菜の安定生産技術 長期無追肥育苗技術により、キャベツ等露地野菜の生育を斉一化し、機械化技術を導入することで、各種作業の省力化を図る。また、リビングマルチによる害虫抑制技術や露地野菜導入のシミュレーションシートを活用しながら、キャベツ等露地野菜の安定生産を図る。

東北地域太平洋沿岸における大規模露地野菜の導入マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

(4)水稲育苗ハウスの有効利用技術

1)ミニトマトのポットレストレイ栽培
水稲育苗後に、ハウス内土壌を使用しない移動式の簡易養液栽培槽を利用して、収益性の高い園芸作物のミニトマトを栽培することにより、土地利用型経営体の水稲育苗ハウスを有効利用する。

2)暑熱対策技術
夏季のハウス内で、細霧冷房(状況により遮光を併用)で気温を下げ、空調服、機能性シャツ、ネッククーラー、移動式小型ファンを組み合わせて利用することで、上半身の表面温度上昇を抑え、作業者の暑さが軽減できる。

東北地域太平洋沿岸における大規模露地野菜の導入マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)
(5)イチゴクラウン温度制御 クラウン(株元)に沿わせたチューブに冷水や温水を流し、冷却または加温を行うことで、クラウン部を20℃前後に維持する。定植から10月上旬の冷却処理は、第1次腋花房の分化を促進し、11月から2月の加温処理は、草高の維持や展葉を促進し、3月以降の冷却処理は、果実の肥大を促進する。
(6)イチゴにおける総合的病害虫管理(IPM) 定植苗の高濃度炭酸ガス処理による微小害虫防除、UV-B照射によるうどんこ病防除、天敵製剤によるハダニ類防除等を活用することで、イチゴの施設栽培における化学合成農薬の使用を低減させ、総合的病害虫管理技術を導入することにより、長期間にわたって害虫の発生を抑制することができる。

宮城県いちごIPMマニュアル2019年版(PDF:6,731KB)

(7)ブドウ「シャインマスカット」栽培技術 果実品質に影響しない省力化技術(花穂整形器の利用、1新梢2房利用、副穂・支梗の利用、果粒軟化期以降の新梢管理の省略)の組合せにより、作業時間を短縮し、収益性の向上を図る。

概要資料(PDF:390KB)

実証研究の概要(平成24年度~29年度)

共通研究課題(平成29年度完了課題)
研究課題名 概要・成果資料等
(1)技術・経営診断技術開発研究 概要資料(PDF:1,068KB)
(2)先端技術の普及・展示手法の開発及び開放型研究拠点の整備 概要資料(PDF:7,054KB)
宮城県農業・農村型実証研究課題(平成29年度完了課題)
研究課題名 概要・成果資料等
(1)土地利用型営農技術の実証研究

概要資料(PDF:3,437KB)

乾田直播栽培マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

宮城県水稲直播鉄コーティング栽培マニュアルver.1.0(PDF:1,557KB)

機械の汎用利用による低コスト3年4作体系
目次(PDF:1,102KB)
前半(PDF:9,945KB)
後半(PDF:2,719KB)

東北地域太平洋沿岸における大規模露地野菜の導入マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

(2)施設園芸栽培の省力化・高品質化

概要資料(PDF:3,187KB)

宮城県いちごIPMマニュアル2019年版(PDF:6,731KB)

逆浸透(RO)膜による塩水化した地下水の脱塩技術(PDF:6,694KB)

(3)被災地の早期復興に資する果樹生産・利用技術

概要資料(PDF:2,121KB)

新技術を導入した「シャインマスカット」栽培マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

宮城県での「シャインマスカット」加温栽培マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

小果樹栽培マニュアル(改訂版)(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

クリ「ぽろたん」のジョイント栽培マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

宮城県における輸出リンゴ用栽培マニュアル(農研機構HPへ)(外部サイトへリンク)

宮城県農業・農村型実証研究課題(平成27年度完了課題)
研究課題名 概要
(1)生体調節機能成分を活用した野菜生産技術の実証研究 概要資料(PDF:797KB)
(2)減災・防災システムの開発・実証研究 概要資料(PDF:1,791KB)
宮城県農業・農村型実証研究課題(平成26年度完了課題)
研究課題名 概要
(1)作業マニュアル・経営意思決定支援システムの研究開発 概要資料(PDF:1,696KB)
(2)革新的作業体系を提供するイチゴ・トマトの密植移動栽培システムの研究開発 概要資料(PDF:1,900KB)
(3)イチゴ高設栽培システムの標準仕様の策定 概要資料(PDF:1,234KB)
(4)未利用資源を活用したバッグカルチャーによる高品質トマト生産技術の研究開発 概要資料(PDF:1,726KB)
(5)IT・RTフュージョンによる果物の安全安心育成支援システムの研究開発 概要資料(PDF:1,418KB)
(6)高付加価値豆乳加工製品の研究開発 概要資料(PDF:1,526KB)
(7)高度米加工技術導入による新たな米加工食品の開発 概要資料(PDF:1,066KB)
(8)宮城県南部沿岸地域の水資源・未利用エネルギーを活用した中規模園芸生産システムの技術開発 概要資料(PDF:2,573KB)

サブサイトトップページに戻る

お問い合わせ先

農業・園芸総合研究所企画調整部

名取市高舘川上字東金剛寺1(代表)

電話番号:022-383-8118

ファックス番号:022-383-9907

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

重要なお知らせ

こちらのページも読まれています

 

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は