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平成30年7月17日から8月3日にかけて,JICA草の根技術協力事業としてマラウイ共和国からの研修生4名が来県しています。その中で,7月20日,研修生が石巻市で現地視察を行いました。
研修生は,石巻青果市場を訪れた後,国営かんがい排水事業で整備した後谷地(うしろやち)排水機場と,現在建設を進めている鶴家(つるが)排水機場を見学し,日本における農業水利施設の整備について見識を深めました。次いで,東日本大震災後に設立された「株式会社宮城リスタ大川」を訪問し,菊栽培ハウスを見学しました。最後に,東部地方振興事務所を訪れ,高橋副所長ら職員と意見交換を行いました。
アフリカ南東部に位置するマラウイ共和国では,乾季の降水が非常に少ないことから食糧増産と水の確保が課題となっており,かんがい分野における体制整備と技術力向上が必要とされています。宮城県では,平成22年度から「みやぎ国際協力プロジェクト」を実施し,マラウイ共和国への技術協力として,農業土木技術職員の派遣やマラウイ国からの研修生受入れを行っています。
平成29年度に開始した第3期草の根技術協力事業は,平成31年度まで継続される予定です。
後谷地(うしろやち)排水機場の内部を見学
建設中の鶴家(つるが)排水機場を見学
宮城リスタ大川で菊の栽培状況を視察
東部地方振興事務所で記念撮影
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