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令和3年度地域連携担当者研修会【北部】

本研修会は,管内の小・中学校の地域連携担当教員,市町等教育委員会生涯学習担当職員が,「みやぎの協働教育」の方針や「地域連携担当」の役割等について理解を深め,「地域学校協働活動」を円滑に推進することを目的に開催しました。

日時

令和3年8月6日(金曜日)午後2時から午後4時40分まで

会場

宮城県大崎合同庁舎1階大会議室

事業説明

「社会に開かれた教育課程」の実現に向けた地域学校協働活動の推進

説明
本教育事務所生涯学習担当が,「社会に開かれた教育課程」と「地域学校協働活動」との関連性を説明しました。

≪参考資料≫
参考資料

事例発表

[演題] 我が校の地域学校協働活動の取組
~地域に生き 地域に学び 地域とともに育つ児童を目指して~
[講師] 加美町立賀美石小学校 教頭 渡部 由香 氏
講師1

取組の経緯や留意点を踏まえて,たくさんの事例を紹介していただきました。

[演題] 我が地域の地域学校協働活動の取組
~地域コーディネーターの地域学校協働活動への取組と組織づくり~
[講師] 栗原市地域コーディネーター 菅原 博美 氏
講師2

地域コーディネーターとなった経緯やこれまでの活動内容,現在の思いを発表していただきました。

グループ協議

グループ協議の様子
意図的なグルーピングを行い,事業説明や事例発表を踏まえながら活動の振り返りや新たな目標設定をしていただきました。

グループ協議のまとめ

≪地域連携担当として意識して取り組みたいこと≫

  • 岩出山のすずめ踊りなど,学習のために地域の人たちを招いて講演や踊りの指導をしていただく。
  • 鹿島台のわらじ祭りなど,全校生徒が参加できるような取組を考える。
  • 地域の人たちとのつながりやかかわりをもつことを継続していけるようにする。

コロナ禍でこれまでの活動が中止になったり縮小したりするが,これまで培ってきた地域との関係を継続していくことが大切。そのための手立てとして以下に記す。

  • (1)老人会の方など直接会うことが難しい場合,オンラインで会話やメッセージを伝えたりする。動画の送信等で学校の様子を伝える。
  • (2)スクールボランティアを募集し,連絡を密にとり,活用できるようにしていく。
  • (3)学校だよりを全戸配付し,学校の教育活動に理解と協力をいただく。

  • 学校統合に向けて,地区ごとの良さを残していくことが課題。統合前の各地区にコーディネーターの確保が必要。
  • 活動が単発にならないように,計画が必要。

  • 登下校の見守りボランティア等,コロナ禍において実施可能なものから。
  • 学校だよりでの地域連携活動の紹介掲載。
  • 校内への地域コミュニティボード(ボランティアの方々からのメッセージコーナー)の設置。
  • (アフターコロナに向けて)地域の方々とのかかわり方を再構成していく働き掛けを行う。

  • 各学年の取組,職員紹介などをまとめ,コロナ禍でもつながりを絶たないために,お世話になっている方に配る。
  • メール配信システムを活用して保護者からボランティアを募集する。

  • 連携先の名簿を作成する。
  • 取組の情報発信を行い,地域との教育理念の共有を図る。
  • 活動できない状況であっても,PTAや地域とのつなぎ役として連携できるようにしておく。
  • 協力できることについて保護者からアンケートをとる。
  • 地域をよく知っている方(公民館職員等)から情報を集める。

  • 公民館との連携を深めていく。(前にボランティアや公民館で活動しているサークルを紹介していただいた。)
  • 知っている地域の方々を増やし,担当が変わっても持続可能な体制を整えておく。

  • ボランティア名簿について
    →作成したものを新年度にしっかり引き継ぐことが大切。
    →人材リストの確認を図る。
  • コロナ禍の中での協働教育について
    →ボランティアの方々への連絡は密にしておく。
  • PTAとの関わりについて
    →PTAからボランティアを募り,協働活動につなげ,新規人材の育成とすることが望まれる。

  • 学区が広くなった分,地域とのつながりが弱くなってしまう。学校だけでは限界があるので,行政とさらに連携を深めていく必要がある。

  • 学校のニーズ(地域の力を借りたい部分)を把握し,文書等で外部に発信する。
  • 教頭,公民館,コーディネーター等との連絡を密にし,学校の窓口となる。

  • 地区生徒会や地区子供会を介して地域とのつながりをもつ。
  • 行政区長,民生児童委員の方々とつながる。
  • 地域への情報発信(学校便りの回覧,学校HP)の工夫を図り,学校教育活動に関心をもってもらう。
  • 地域の情報を得る工夫を図る。
  • 地域コーディネーターを各校に配置していただきたい。(要望)

  • 地域コーディネーターとのつながりをもっと活発に行っていく。
  • 活動の累積をしっかり行いながら地域理解に努めていく。
  • 転入職員でも活動計画を立案しやすいように,ボランティアリストを整備する。
  • 各地区の地域支援ボランティア組織について,教職員間で周知を図る場を設定する。
  • 学校と地域が良好な関係でつながる手立てを考えていく。

  • コーディネーターとの会議,地域連携会議を実施していく。
  • (学校統合後においても)学校行事を通して地域とのつながりを保つ。
  • 職場体験を地域と連携して実施する。
  • 地域の方々の理解・協力を得られるように,SNSや学校便りを活用して学校の情報発信を行う。
  • 情報発信・情報収集を充実させ,地域と学校双方の思いの共有につなげる。
  • 様々な機関・団体・個人とつながりをもち,常に活動の契機を伺う姿勢をもつ。

コロナ禍の中,以下のようなアイディアを活用しながら活動できる範囲で実践を行う。

  • (1)予算面
    公務員(高校)の活用,祖父母に依頼,事情(主旨)を話してボランティア依頼⇒感謝状やお礼の言葉で気持ちを伝える。
  • (2)打合せのもち方
    依頼内容を早めに明確に伝える。お願いする立場であることを忘れない。複数の候補を考えておくことも必要である。

  • 軌道に乗っている活動は,子供たちのアンケートで「地域から愛されている実感がある」という回答が多数を占める等の成果につながっている。活動の成果と継続の有無をしっかり検討していく。
  • 公民館を訪れたり人材発掘に力を注いだり,まずは行動を起こして地域理解に努める。
  • 農業団体等,地域にある団体や施設との連携を図る。
  • 保護者に対しても協力を呼び掛けていく。

  • 学校だけでは地域の人材が分からないので,行政等との連携を図って人材把握に努める。
  • 地域との連携が必要な学習内容について,改めてピックアップしていく。

  • 学校統合を控え,これまで各校で実施してきた伝統芸能の継承が課題になっている。映像資料を残す等,保存会の方々と連携をとりながら準備を進め,継続可能な形を模索していく。

  • 特色ある学校教育活動実施に向けて,より一層関係団体・機関との連携を深めていく。
  • 関係団体・機関⇒社会福祉協議会,高校ボランティア部,学校ボランティア,外部ボランティア団体,役場,地元企業

≪行政グループ≫

  • 学校のニーズを知る。
  • 地域性,実態を知る。
  • 学校,行政,地域,地域コーディネーターで連携し,子供のために何ができるかを考える。
  • 支援者としての若い世代の育成を図る。

過年度開催の概要

お問い合わせ先

北部教育事務所教育学事班(生涯学習)

大崎市古川旭四丁目1-1

電話番号:0229-87-3612

ファックス番号:0229-22-7589

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