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県では,富県宮城の実現と震災からの復興を国際関連施策の面から推進することを目的として,平成29年3月に「みやぎ国際戦略プラン(第4期)」(以下「第4期プラン」という。)を策定しました。
第4期プランでは,「“MIYAGI”のグローバル化による富県宮城の実現」を基本理念に掲げ,平成29年度から令和2年度までの4年間を計画期間として,将来的な人口減少を見据え,海外を視野に入れた取組を展開するとともに,県民の国際意識醸成と県の知名度向上に向けた取組を推進してきました。
しかし,令和2年1月以降,世界的に拡大した新型コロナウイルス感染症は,国民の生活はもとより,多くの企業の経済活動に大きな影響を与えており,第4期プランにおける3つの柱である「県内企業の海外販路開拓・拡大」,「海外からの投資の促進」,「インバウンド・アウトバウンドの促進」に関連する企業の事業展開においても先行きの見通せない厳しい状況をもたらしました。その間,国をはじめ県レベルでも様々な支援策を講じたことで,徐々に企業の経済活動は回復してきているものの,感染症が収束する兆しは見えず,予断を許さない状況が続いています。
こうしたことから,本来であれば次期の第5期プランを検討する時期ではありますが,まずは県内企業の国際ビジネス及び国際観光分野におけるコロナ禍の影響を把握し,足下の施策に反映させていく必要があることから,第4期プランを1年間延長することとしました。
令和3年度は,第4期プランの基本方針を踏まえつつ,コロナ禍に伴う様々な変化に適切に対応した取組を実施することで,「新しい日常」に適応したグローバル化の推進を図るとともに,来年度策定する第5期プランにもしっかり引き継いでいきます。
第4期プランの期間は,本実施計画をもって1年延長するものとみなし,平成29年度から令和3年度までの5か年とします。また,本実施計画では,延長した1年間(令和3年度分)の取組内容について記載しています。
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