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新型コロナウイルス感染症拡大に伴う児童生徒の心の健康・心のケアについて

 新型コロナウイルス感染が広がっている今,大人も子供も環境の変化に慣れない日々を過ごしています。

このような状況が長期化することで,疲労が積み重なり,憂鬱な気持ちや焦り,イライラなどの気持ちが継続し,誰でも心の健康が維持できなくなってきます。

宮城県では,新型コロナウイルス感染症拡大に伴い,子供の心の健康・心のケアを目的に情報提供を行ってまいります。ぜひご活用ください。

お子さんの心の不安定な状況を見取りましょう

子供の反応を受け止めて

子供たちのストレスは様々な形で表れます。十分に眠れなくなったり,体調を崩したり,感情が安定しなくなるお子さんがいるかもしれません。

そうした反応を温かく受け止めてほしいと思います。そして,お子さんの心配ごとに耳を傾け,つぶやきに耳を傾け,じっくりと聴いてあげてください。可能なら,一緒に体を動かしたり,遊んだりする機会をつくってください。

今,何が起きているのか,自分の身を守るために何ができるのかをお子さんの年齢に応じて,話してあげてください。

お子さんに話してあげましょう

不安になるのは当然です

普段とちがう状況の中,悲しくなったり,不安になったりするのは当たり前の反応です。また,混乱したり,腹が立ったりするなど,いつもとちがう自分の状態になっているかもしれません。

あなたは一人ではありません。お父さんやお母さん,先生など身近にいる信頼できる大人と話してみませんか。また,疑問に思うことがあったら聞きましょう。正しい情報を得られれば,それはあなたや周りの人を守ることにもつながります。

自分と周りの人を守るために石けんを使って,よく手を洗いましょう。

20秒以上かけて洗うのが効果的です。むやみに顔を触らないようにしましょう。コップや食器,食べ物や飲み物を他の人とシェアしてはいけません。

一人ひとりがリーダーに

感染予防の方法を学んだら,おうちの人や友達,とくに弟や妹など小さな子供たちに教えてあげましょう。咳エチケットや手洗いのお手本を,弟や妹の前で見せてあげましょう。

感染は,だれにでも起こりえます

新型コロナウイルスの感染は,誰にでも起こる可能性があります。住んでいるところや年齢,性別,障がいの有無は関係ありません。具合が悪くなった人を非難したりいじめたりしてはいけません。

がまんしないで

もしも具合が悪くなったら,おうちの人や面倒を見てくれている人に伝え,家から出ないようにしましょう。

子供に適切な予防方法を伝え,不安を減らすような対応について具体的に書かれています。

感染症対策について正しい情報を得ましょう

感染症対策についてできることを知りましょう

だれかに相談することも必要です

新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて (令和2年8月25日)

お問い合わせ先

義務教育課 

宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 宮城県庁16階 北側

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