麦生育情報(3月20日付調査)
〇古川農業試験場内調査結果
調査実施日は3月18日
10月中旬播種区
- 草丈は、「シュンライ」が平年よりやや短く、「ミノリムギ」が平年より短く、「シラネコムギ」が平年並、「夏黄金」が平年よりやや短かった。
- 茎数は、「シュンライ」が平年よりやや多く、「ミノリムギ」、「シラネコムギ」、「夏黄金」で平年より多かった。
- 幼穂形成期追肥の影響もあり、大麦の葉色が回復していた。
- 幼穂長は、「シュンライ」が平年より長く、「ミノリムギ」および小麦はおおむね平年並みであった。
- 幼穂形成始期は、「シラネコムギ」が3月10日、「夏黄金」が3月14日に達した。
10月下旬播種区
- 草丈は、「シュンライ」が平年よりやや短く、「ミノリムギ」、「シラネコムギ」、「夏黄金」で平年並であった。
- 茎数は、シュンライが平年並、ミノリムギが平年より多く、シラネコムギが平年並、夏黄金が平年より多かった。
- 幼穂長は、大麦・小麦ともにおおむね平年並みであった。
- 幼穂形成始期は、「ミノリムギ」が2月21日、「シラネコムギ」が3月15日、「夏黄金」が3月18日に達した。
〇県内生育調査ほ調査結果
大麦は、一部の調査地点を除き、幼穂形成始期に達していた。また小麦は、一部の調査地点を除き、幼穂形成始期には達していなかった。
鳥害が発生した調査地点では、回復が見られている。
生育情報(PDF:526KB)
生育画像(PDF:1,975KB)