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平成28年9月13日,東松島市野蒜地区において東松島地区太陽光発電所起工式を行いました。
式には,東松島市長をはじめ宮城県議会議員,東松島市議会議員,宮城復興局,東北農政局,地元関係団体及び工事関係者など約30名に出席していただきました。
起工式開催にあたり,東部地方振興事務所 加藤所長が「県の目指す創造的復興のモデルとなる取り組みである。実効性のある取組を進め,次世代につなぐ農業の一層の展開を図りたい。」とあいさつをし,続いて来賓祝辞及び事業概要説明がありました。その後,東松島市長,東松島市議会議長,宮城県議会議員等により鍬入れが行われました。
加藤所長のあいさつ
鍬入れの様子
東松島市は,東日本大震災により,市内の全農地面積の約半分に相当する1,366haが被災しました。これまでに1,304ha(95%)の農地が復旧していますが,広域的な地盤沈下によって地域の基幹的な排水を担ってきた排水機場の排水作業時間の増加やポンプの増設等に伴い,電気代・燃料代などの維持管理費が震災前よりも増加しています。
そこで,農村地域復興再生基盤総合整備事業(地域資源利活用施設整備)を活用し,この地区に太陽光発電施設を整備して,当該施設で発電した電気を売電し,その収益を用排水機場等の施設の維持管理費に充てて,農家の皆様の負担軽減を図るものです。
施設の場所は,東松島市が防災集団移転促進事業で取得した住居等の移転跡地2.6haで,太陽光パネル4,676枚を設置し最大で毎時870kwを発電します。
太陽光発電所の完成は平成29年3月で,4月から発電を開始する予定です。
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