掲載日:2025年8月1日

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トマトキバガ

県内での初確認

県内2か所でフェロモントラップによる調査を実施した結果、令和5年7月12日に2か所でトマトキバガの誘殺が県内で初めて確認されました。

詳細は特殊報第1号(2月1日更新版)(PDF:555KB)を参照してください。

トマトキバガに注意!(リーフレット)(PDF:892KB)

発生状況

令和5年7月の初確認後、10月まで断続的にトマトキバガの誘殺が確認されました。

令和6年5月に県内のトマトほ場で食害が初めて確認されました。その後県内広く発生が認められ、冬期間でも本虫の発生が確認されました。

令和7年のフェロモントラップ調査では、過去2か年より早い4月下旬から誘殺が確認されており、6月後半以降増加傾向にあります。また、県内各地において、5月中旬頃からトマトの葉や果実で被害が確認されはじめ、7月以降被害ほ場数が増加しています。

詳細は令和7年度防除情報第6号(PDF:858KB)を参照してください。

ほ場をよく観察し、食害を確認したら、直ちに防除しましょう。

トマトキバガの発生が疑われた場合は、速やかに病害虫防除所又は最寄りの農業改良普及センターに連絡してください。

防除対策

農薬による防除

発生当初はトマトキバガに対して登録農薬がなかったことから、植物防疫法第29条第1項に基づく措置として、国が示した農薬を使用できましたが、今般、トマト及びミニトマトのトマトキバガに対する農薬の変更登録が行われ、宮城県では、令和6年2月1日から植物防疫法第29条第1項に基づく防除を終了しました。

  • トマトキバガに対して登録のある農薬を使用してください。
  • 薬剤散布にあたっては最新の農薬登録情報を必ず確認してください。
  • また、原産国の南米や欧州などでは、薬剤抵抗性の発達が報告されています。RACコードの異なる薬剤をローテーションで使用しましょう。
  • なお、トマト及びミニトマト以外の作物には、トマトキバガに対する登録農薬はありませんので、ご注意ください(令和7年8月1日現在)。

その他の防除

  • 本虫は茎葉やがく片等に産卵するので、不要な葉やわき芽を除去しましょう。
  • 施設栽培では、他の害虫対策と併せてハウス入り口や開口部に防虫ネット(目合い0.4mm以下)を設置し、 本虫の施設内への侵入を防いでください。
  • 食害された葉や果実は本虫の発生源となるので、土中深くに埋設するか、ビニル袋等に密封して本虫を死 滅させたのち、適切に廃棄してください。

参考

お問い合わせ先

病害虫防除所 

仙台市青葉区堤通雨宮町4-17

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