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令和2年度公民館等職員研修会【北部】

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年10月23日更新

 令和2年10月14日(水曜日)に大崎合同庁舎において,「北部管内公民館等職員研修会」を実施しました。
 北部管内の社会教育行政職員と,指定管理公民館を含む公民館等社会教育関連機関職員,合計37名が参加し,地域の生活文化の振興,社会福祉の増進に寄与する学習機会を企画・提供できるように,その知識や方法の更なる習得を目指し,講義や演習を通して研修しました。

【事例発表】 個人の要望に応え,地域づくりを進める学習プログラム

《発表者》 美里町農村環境改善センター 事務局員 佐々木さとみ

 佐々木氏は所属機関で開催している多種多様な講座事業について,「何・どんな姿を目指す事業か」,「誰を講師にしているか」,「どのような内容・素材を扱っているか」を論点軸に据えて説明しました。この説明スタイルを繰り返すことによって,“これら3観点を重視して事業を企画している”という簡潔さや一貫性を強調し,また,事業成果をもたらす所以になっているということを合理的に示しました。
 指定管理者であるシルバー人材センターの会員を講師に活用した実用講座の紹介では,講座内容の企画自体に独自性や工夫があることを参加者に感じ取らせ,さらに,「機関・施設の強み」を生かすよう意識を高めて取り組んでいる様子を知らせました。
 佐々木氏は,「地域のコミュニティの活性化を図るために,交流できる場所だと感じてもらう努力や,いろいろな団体との連携を大切にしたい」と話しました。
佐々木さとみ氏佐々木さとみ氏佐々木さとみ氏
佐々木氏資料佐々木氏資料

《発表者》 大崎市岩出山地区公民館 館長 門脇果世 氏

 門脇氏は公民館の3つの役割として“つどう/まなぶ/むすぶ”をキーワードに掲げ,「各世代の地域住民が“興味を持って”講座に参加する」ように実践している様子を説明しました。世代や性別に応じて学習内容を企図し工夫していることや,個人ではなかなか訪問することのない松島基地等を見学先にして好評を得ている状況などを紹介しました。一方で人気講座への応募を受付する際の苦労話も知らせ,地域住民の意見を反映して改善を重ねてきた経過を話しました。
 また,公民館事業で地域の課題について学習する機会を提供し,指定管理者である岩出山地域づくり委員会が「実証事業」において,この学びを生かして課題解決を図るよう展開していることも詳しく発表しました。
 門脇氏は,「『学んで終わり』にするのではなく,『学んだことをどう生かすか』という次のステップに繋げるチャンス作りを大切にしている」と話しました。
門脇館長門脇館長門脇館長
門脇館長資料門脇館長資料

グループ協議】 今後,公民館が取り組むべき内容の整理

 初めに,参加者は個別に,発表した2機関の実践の“よさ”をリスト化し,また,自らの所属機関で重視していることや工夫していることを振り返りました。
 この後のグループ協議では,2機関は企画時の視点を熟視して模範的であることや企画そのものが創造的であることなどを挙げて,評価を述べ合いました。
 公民館事業に対する地域の協力体制ということについても意見を交わし,“住民が地域のことを考えているから協力を得られる”,“公民館が住民に地域のことを考える機会を提供しているから,関心を高めることができている”などと活発に話し合いました。
 協議報告では,「これからの時代の公民館の在り方について,考えるべきことが多かった。」「『学んで終わり』ではないということを,住民に知らせていく必要がある。」「これまで趣味に関する講座に偏りがちだったが,地域課題について学ぶ機会も提供していかなければならない。」などの発表がありました。
協議の様子競技の様子競技の様子
競技の様子競技の様子競技の様子
 

 


2018 令和元年度(2019年度)研修会概要