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令和7年度「食材王国みやぎ」推進優良活動表彰の結果について

令和7年度「食材王国みやぎ」推進優良活動表彰

地産地消部門4事例、ブランド化部門2事例がエントリーされ、4事例が表彰を受けました。

受賞式の様子

地産地消部門

大賞 有限会社山藤運輸【南三陸町】

「『いのちめぐるまち』南三陸の実現に向けた肥料活用・生産・加工・販売が循環する持続可能な地産地消」

「ひと・森・里・海 いのちめぐるまち南三陸」という循環型のまちづくりの中核を担う運送会社として、農業・環境・教育分野へ事業を展開し、農林漁業者、行政、研究機関、消費者と連携しながら、持続可能な地域循環の仕組みづくりに取り組んでいる。

温暖化をはじめとする環境課題に対応するため、環境・農業部門を設置し、バイオガスを核としたサステナブル農業や脱炭素事業を推進。液体肥料の運搬・散布等を通じて、高齢化が進む農家の負担軽減を図るとともに、自社では稲作に加え果樹の栽培にも取り組み、地域の未利用資源や剪定枝の資源化など、循環型農業を実践している。

また、液体肥料を活用した稲作により生産した「めぐりん米」を販売し、農林水産省の「環境負荷見える化ラベル」において、温室効果ガス削減及び生物多様性保全の両分野で星3(東北初の最高ランク)の認定を受けている。

さらに、地域おこし協力隊の受入れによる人材育成や、地元の子どもたちを対象とした食育・食農教育、消費者との交流を通じて、循環のストーリーと南三陸の森・里・海が育む地域資源の魅力発信にも取り組んでいる。

 

特別賞 郷土の食文化研究・発信!おおさき楽友会【大崎市】

「おおさき地域の、郷土の食文化研究・発信!」

おおさき楽友会は、鳴子温泉を中心に、大崎地域一円の料理人、農業者、流通業者、旅館・ホテル経営者など、趣旨に賛同する多様な関係者で構成される他に類を見ないユニークな団体である。地産地消、医食同源、スローフード文化を活動のスローガンに掲げ、食に関するイベントの開催や生産現場研修会、異業種交流会などを通じて、地域の食文化の振興に取り組んでいる。

鳴子地域を拠点とした食のイベント「おおさき食楽まつり」及び、一般公募により大崎地域の食材を活用した創作料理を競う「おおさきフードチャレンジ!料理コンテスト」を開催することにより、食と体験を通じた地域振興や、多業種が連携した食文化の継承を図り、地域食材の魅力発信と県の地産地消の推進に貢献している。

 

特別賞 合同会社くりはらファーマーズラボ【栗原市】

「規格外品を活用した価値創出と、福祉・教育機関・異業種との連携による地域農業の多角的振興モデル」

合同会社くりはらファーマーズラボは、栗原市内の農家を中心に、シェフや専門家、市役所職員など多様なメンバーで構成された前身組織「くりはらファーマーズプロジェクト」(2015年始動)を母体として、2021年に法人化した団体である。

「くりはらの農業をおもしろく」をテーマに掲げ、シェフや飲食店、食品企業、地域団体、教育機関、福祉分野など、他業種・他世代との連携を通じて、栗原市産農産物の規格外品を活用した農産加工品の開発・販売に取り組み、食品ロスの削減と付加価値の向上を図っている。

また、栗原市産農産物の販売・流通を担い、個々の生産者では構築が難しい流通機能を補完するため、複数の生産者から農産物を集荷・集約し、飲食店や販売所へ一括して供給する「ハブ」としての役割を果たしている。

さらに、食と農業をテーマに、栗原産食材に精通したシェフや生産者と連携した産地体験型の食のツアー「テロワージュくりはら」を企画するとともに、専門学校生や大学生を対象とした課題解決型の合宿やワークショップを実施するなど、関係人口の創出と地域との継続的な関わりづくりにも取り組んでいる。

 

ブランド化部門

特別賞 合資会社保科栄男商店 代表社員 保科栄文【白石市】

合資会社保科栄男商店は、創業以来100年以上にわたり干し柿製造に取り組み、現在も昔ながらの天日干し製法を守り続けている。機械乾燥に比べ、天日干しは甘味・旨味・風味に優れ、品質面で高い評価を受けてきた。大正14年(1925年)には皇室への献上実績もあり、「献上柿」としての誇りと伝統を継承している。

この伝統と品質を基盤に、自社ブランド「ほしな之献上柿」「ほしな之あんぽ柿」「いぎなり美味いあんぽ柿」を展開し、贈答用や高級志向市場を開拓している。販売チャネルは従来の市場出荷に加え、百貨店・高級スーパー・自社ECサイトへと拡大し、さらにシンガポール・香港を中心としたアジア圏への輸出、そして2026年からは本邦初となる冷凍あんぽ柿をメキシコ向けに輸出するなど、国内外での「宮城県産柿」のブランド価値を高めている。

また、地域農家と連携し、品質基準の統一と安定供給体制を確立することで、宮城県南地域における干し柿産業の持続的発展にも貢献している。

 

 

お問い合わせ先

食産業振興課食産業企画班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2814

ファックス番号:022-211-2819

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