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2025年6月7日(土曜日)
まほろばホール(大和町ふれあい文化創造センター)
プログラム | 時間 | 人数 |
---|---|---|
ペーパー“彫刻”をつくろう! | 10時~15時 | 53 |
シルエットクイズに挑戦! | ||
ポスター“紙バッグ”をつくろう! | ||
タッチ&ギャラリートーク ~さわるともっと見えてくる!?~ |
13時30分~14時30分 | 9 |
参加体験プログラムでは、佐藤忠良作品をじっくり鑑賞・体験していただけるように、子どもも大人も楽しめる4つのプログラムを用意しました。
開場と同時にたくさんの方が来場し大いに賑わいました。親子で来場された方も多く、一緒に創作体験を楽しんでいました。来場者は満足いくまで集中して立体作品づくりや、鑑賞活動に取り組んでいました。
新聞を丸めたり、包んだり、くっつけたりしながら、思い思いに作品をつくるプログラムです。また、展示作品をモチーフにした紙製スタンドや、紙を折って自立するオブジェづくりも行いました。複数の作品を集めて小さな世界を表現したり、生き物の骨格を意識した作品をつくったり、みなさん、納得いくまで取り組んでいました。
「ペーパー“彫刻”をつくろう!」の様子
作品のシルエットや題名を手がかりに、展示室で作品を探してもらいました。参加者からは、「彫刻に興味をもつことができた」という感想が寄せられました。一つ一つの作品をじっくり見るきっかけになっていたようです。
「シルエットクイズに挑戦!」の様子
展覧会のポスターを再利用して、立体的な紙バッグづくりに挑戦してもらいました。子どもも大人も、ポスターの絵柄のどの部分になるのか考えながら、熱心につくっていました。最後には、たくさんの参加者が「気に入った!」と満足気に話していました。
「ポスター“紙バッグ”をつくろう!」の様子
当館の収蔵作家である佐藤忠良は、彫刻は「触覚の芸術」であるとの考えから、自身が制作した彫刻を手で触れて鑑賞してもらいたいとの想いをもっていました。そこで、今回はギャラリー・トークに作品に触れて鑑賞する時間を取り入れた「タッチ&ギャラリー・トーク」を実施しました。参加者は9名(内、視覚に障害のある方3名)。はじめに、指輪や時計などの装飾品を外してもらい、手洗いをして触る準備をした後、展示室へ移動し、全部で6体の作品(頭像、全身像など)に触れながら鑑賞してもらいました。視覚に障害のある方は、作品で表現されている性別や年齢、衣服、身体の形(ポーズ)などを手触りから想像し、作品が持つ細かな表現を感じ取っていました。当館学芸員から解説も行い、見える方、見えにくい方それぞれの体験を共有することで、互いに作品の見方が広がった1日となりました。
「タッチ&ギャラリー・トーク~さわるともっと見えてくる!?~」の様子
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