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出張キッズ・プログラム 活動の記録2

今回の「出張キッズ・プログラム」では講師としてアーティストのさくまいずみ氏を迎え、参加する子どもたちが講師とともに普段とは異なる視点で林の中や海辺を散策し、そこで見つけた素材を基に作品を制作することを通して、それまで気が付かなかった様々なものや事象を体感できることを目指して実施しました。

出張キッズ・プログラム「海であそぶ」

期日:2023年10月7日(土曜日)
会場:志津川自然の家
時間:午前の部:午前10時から正午まで
   午後の部:午後1時30分から午後3時30分まで
参加:5家族17人

活動の様子

海にひたってみよう!海をつくろう!

アーティストのさくまいずみ氏が作品づくりの際に行う「空間に“ひたる”活動」をプログラムに取り入れ、海岸周辺を歩きながらモノをよく見たり、海辺で遊んだりする過程で感じた海の音や色をカタチにする創作活動を行いました。

歩きながら海を感じてみよう!

施設前の海が見える場所に集まり、海辺に向かいながら海を感じる活動を始めました。講師が子どもたちに「今日の海の色」を聞いてみると、青色だけではなく、紫色や緑色に見える、などの言葉が返ってきました。
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海にひたってみよう!海とあそぼう!

海の近くに到着し、講師はここでもまた、「海の色の見え方は遠くから変わったか」「どんな海の声(音)が聞こえるか」などと、五感で感じ、“ひたる”よう促すような言葉を掛けました。海辺に着くと、子どもたちは波打ち際に駆け寄り、波の動きを眺めたり、流れ着いたワカメを拾って触ってみたり、海水に直接触って冷たさを実感したりしていました。
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海岸では、子どもたちは講師と一緒に石を並べたり積み上げたりして遊びました。その後の創作活動に生かすために、石の凹凸やカタチをフロッタージュで写し取ったり、目の前に広がる海の色や音を紙に記録したりすることの提案を受け、親子で楽しそうに取り組んでいました。海辺での活動を終えると、創作活動で使う葉を拾いながら施設に戻りました。
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海をつくろう!

創作活動場所に到着後、「海をつくる」活動を開始しました。まず、講師の説明を聞きながら一斉に「海をつくる」ベースとなる素材づくりに取り組みました。その後は海で感じてきたことや拾ってきたモノをもとに、自由に創作する時間としました。子どもたちは海の色を思い出しながら、画用紙や拾ってきた素材に緑や紫、青などを塗ったり、海の色や葉の模様を綺麗に写し取ったりしました。
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家族でつどいをしよう!海に作品を見せに行こう!

できあがった作品と出会ったり挨拶したりする“つどい”を楽しみました。講師や美術館職員に見せに行く子どもがいたり、子どもたちどうしで見せ合ったりして賑やかな時間になりました。その後、海の見える場所へ移動し、作品を海にかざしながら改めて海をみました。海を背景に作品を撮影したり、作品を通して講師と遊んだりする子どもの姿が見られました。
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