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出張キッズ・プログラム 活動の記録1

今回の「出張キッズ・プログラム」では講師としてアーティストのさくまいずみ氏を迎え、参加する子どもたちが講師とともに普段とは異なる視点で林の中や海辺を散策し、そこで見つけた素材を基に作品を制作することを通して、それまで気が付かなかった様々なものや事象を体感できることを目指して実施しました。

 出張キッズ・プログラム「山であそぶ」

期日:2023年9月17日(日曜日)
会場:蔵王自然の家
時間:午前の部:午前10時から正午まで
   午後の部:午後1時30分から午後3時30分まで
参加:16家族48人

活動の様子

自然にひたってみよう!自然の中のカタチを探してみよう!

さくま氏は、自然の空間にたたずんで、自分が自然の中に溶け込んだような感覚になることを“ひたる”と表現し、ひたる活動の中でふと拾い上げた素材で、他の素材と組み合わせて作品を制作しています。今回のプログラムでは、さくま氏と一緒に自然にひたる活動を体験をしながらカタチを探し、拾い集めた素材同士を組み合わせる創作活動を行いました。

自然の中にひたり、素材を拾い集めよう!

木々の近くで、まず、講師が「耳を澄ましてみたらどのような音が聞こえてくるか」と問いかけると、子どもたちからは「虫の鳴き声がする」「さわさわ音がする」などの言葉が返されました。大きなけやきの木に移動後、子どもたちは講師と一緒に木の下に注目し、地面に出ている木の根を「これなんだろう」と触ってみたり、寝転んで枝の間から空を見たり、1ヶ所の地面をよく見たりしました。
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自然をよく感じてよく見る活動をした後、枝や葉など気になるモノを拾い上げて集める活動に移りました。枝を拾う子もいれば、砂利の中にある色のついた石を見つけて拾う子もいました。通り道にどんぐりや栗、木の実なども落ちていたため、子どもたちは、様々なカタチや色の素材を講師に報告しながら楽しそうに拾い集めていました。
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拾った素材をよく見てみよう!組み合わせを探してみよう!

創作場所に到着後、「おもしろい組み合わせを探しながら、時には手に任せて作ってみましょう」という講師の言葉から創作活動がスタートしました。講師は、創作活動を見守りながら接合・接着をサポートしました。午前の部では、“土ボンド”づくりから始める子どもが多く見られ、午後の部では、麻紐やワイヤー、ボンドなど素材に合った方法で制作する子どもが多く見られました。
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作品どうしのつどいを楽しもう!自然の中に作品を置いてみよう!

作品完成後、家族間や講師との交流を楽しみました。この後、プログラム前半に訪れたけやきの木に作品を持って移動し、芝生の上に作品を置いて写真撮影やつどいを楽しみました。
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