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県は、「宮城県環境基本計画(第4期)」で掲げる「2050 年二酸化炭素排出実質ゼロ」の実現のため、二酸化炭素排出削減効果等に優れた住宅である「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の普及を推進しています。
令和4年度から、国のZEH水準を上回る断熱性能などを有し、快適性や災害対応能力を更に追求したZEHである「みやぎゼロエネルギー住宅」に対する独自支援を行っています。
【ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)】
外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、太陽光発電などの再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅
みやぎゼロエネルギー住宅とは、大幅な省エネルギーと再生可能エネルギーの導入により、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロになる住宅「ZEH」の特徴に加え、断熱性能やエネルギーの自家消費措置を更に強化した住宅のことです。
みやぎゼロエネルギー住宅イメージ
外皮の高断熱化等により、エネルギーを極力必要としない状態にしつつ、使用するエネルギーを太陽光発電システムでまかなうことで、年間の一次エネルギー消費量収支をゼロとし、家庭から排出される二酸化炭素の量を大幅に抑えることができます。
国のZEH基準を上回る断熱性能(外皮平均熱貫流率)を設定しているため、東北の寒い冬でも、暖かく快適な暮らしを実現します。また高断熱住宅は、様々な健康メリットや、ヒートショックの予防効果が期待できます。
【外皮平均熱貫流率】
室内と外気の熱の出入りのしやすさの指標。値が小さいほど、室内の熱が外部に逃げにくくなります。
七ヶ宿町 (地域区分3) |
その他市町村 (地域区分4) |
仙台市・多賀城市・山元町 (地域区分5) |
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省エネルギー基準 | 0.56 | 0.75 | 0.87 |
ZEH(強化外皮基準) | 0.50 | 0.60 | 0.60 |
みやぎゼロエネ住宅 | 0.38 | 0.46 | 0.48 |
断熱改修等による居住者の健康への影響調査 中間報告(第3回)- 国土交通省
蓄電池や、電気自動車等を蓄電池として活用するV2H(住宅用外部給電機器)により、太陽光発電システムで発電した電気を貯めておけば、電気料金を安く抑えたり、災害時や停電時にも電気を使用したりすることができます。
停電時のイメージ
みやぎゼロエネルギー住宅を新築する県民の方を対象に補助を実施しています。補助額や補助要件は、下記ホームページでご確認ください。
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