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5月14日、6月4日に磯崎漁港で、カキ原盤への挟み込みと、沖出し作業について髙橋指導漁業士が現場実習の受入対応をしました!
パネルを用いたカキ生産工程の説明後、カキ原盤のロープへの挟み込みと、挟み込みした原盤の仮殖場への垂下を行い、6月4日には、沖出し作業の実習を行いました。
参加者からは、「大変勉強になった、次回も参加したい」などの感想が寄せられました。
また、9月13日には、大曲漁港で、ノリの陸上採苗について櫻井健太青年漁業士が現場実習の受入対応をしました!
参加した料理人に対し、カキ殻糸状体から出てくるノリの種(殻胞子)を、水車を使ってノリ網に付着させる工程、顕微鏡によるノリ網への種の付着状況の確認等の実習を行いました。
南部支部の通常総会を開催しました。予定していた議事はすべて承認されました。
今年は福島県の視察研修や、異業種との交流など多くの行事を予定しています!
漁業以外の分野から、新たな学びを得られるよう活動していきたいです。
総会後の研修会では、水産研究・教育機構の水産資源研究所水産資源研究センターから奥西様をお招きし、東北近海の水温上昇等について詳しく説明いただきました。
中部支部の通常総会を開催しました。予定していた議事はすべて承認されました。
今年もたくさんの行事を予定しています!海洋環境の変化などで厳しい状況が続いていますが、新しい知恵や技術を取り入れながら乗り越えていきたいです。
総会後の研修会では、株式会社ダイセルから樋口様をお招きし、『酢酸セルロース樹脂CAFBLO®の環境マテリアルとしての取り組み~生分解性プラスチックの基礎からカキ養殖パイプ実証状況紹介~』について説明いただきました。
今回は9名の指導漁業士が退任され、これまでの活動に対し、村井知事からの感謝状が送られました。
また、新たに4名が漁業士に認定され、同じく村井知事からの認定証が交付されました。
式典後の意見交換会では、参加した漁業士の皆さんから、近年の目まぐるしく変わる海洋環境の影響や浜の現状、漁業士としてやっていきたいことなどをお話いただきました。
新たなメンバーと一緒に、これからも元気に活動していきます!
(感謝状贈呈、認定証交付は池田副知事による代読で行われました。)
一日目は、相馬双葉漁協様に御協力いただき、ヒトエグサ(アオサ)の養殖、乾燥加工について説明いただいたほか、松川浦のヒトエグサ人工造成種場とアサリ漁場を案内いただきました。
その後、第29回全国青年・女性漁業者交流大会において、水産庁長官賞を受賞した同組合青壮年部の発表概要を紹介いただき、現在、互いの抱えている課題や生産状況について、意見交換させていただきました。
二日目は、福島第一原子力発電所を視察し、東日本大震災による事故発生当時の対応などについて説明いただきました。その後、ALPS処理水の風評払拭のために実施している、ヒラメの飼育実験を見学させていただきました。
原発施設の視察中、漁業士からは積極的に質問の声が上がっており、現場に訪れて直接見学することができ、良かったと感じました。
近年の海水温上昇に対応するヒントを得ることを目的に、宮城よりも温暖な地域で営まれる漁業を視察するため、三重県鳥羽市、志摩市へ行ってきました!
三重県といえば「アコヤ真珠養殖発祥の地」ということで、三重県の特産品でもある真珠生産の現場を視察しました。
坂口真珠養殖工場の坂口るり子様の作業小屋にお伺いし、アコヤガイに真珠の核を入れる作業を間近で見学させていただき、その職人技に感動しました。
夜には三重県漁業士会の皆さんと交流させていただき、初めて会ったとは思えないほど親睦を深めることができ、とても楽しい時間を過ごしました!
視察最終日には、三重県漁業士である中村指導漁業士様、山下指導漁業士様に案内いただき、三重県でのマガキ養殖現場を案内いただきました。
非常に学びの多い素晴らしい視察研修となりました。ご対応いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました!
(視察の内容は、会報「海人(第24号)」にも記載していますのでぜひ御覧ください!)
北部支部の通常総会を開催しました。
予定していた議事はすべて承認されました。今年は初となる農業士会との交流会も予定しているので、北部支部会員一同楽しみにしています!
総会後の研修会では、気仙沼水産試験場から柴久喜研究員をお招きし、近年の海洋環境の変化について分かりやすく説明いただきました。水産業基盤整備課からは、三倍体カキについて詳しく説明いただきました。
東北・北海道ブロック漁業士研修会とは、ブロックに属する漁業士が漁村地域の活性化や漁業振興等の問題について共に知恵を出し合い、各地の漁業士との連携を深め、漁業士活動の活性化を図ること目的に開催されています。
今年は、10年ぶりに宮城県での開催となりました!
研修会では、ジャパンブルーカーボンエコノミー技術研究組合より桑江理事長様をお招きし、「ブルーカーボン制度について」をテーマに、制度の仕組みからクレジットの活用まで、詳しくご紹介いただきました。
その後、参加した漁業士会から活動実績の報告があったほか、全国漁業士会のディスカッションテーマについて意見交換を行いました。
翌日の現地視察では、水産技術総合センターの種苗生産施設を見学いただきました。
宮城で実施している「つくり育てる漁業」について、岩渕技術主査より説明いただきました。
参加いただいた皆さんと色々と情報交換できたほか、漁業士会の横のつながりを感じられた研修会でした!
(同日に、令和7年度通常総会も併せて開催しました。)
6月に我々が三重県へ視察に行ったことがきっかけとなり、三重県漁業士会の先進地視察として、宮城県へお越しいただきました!
初日は、旧向洋高校の震災遺構を見学いただきました。参加した三重県漁業士からは「テレビ等で見るよりも津波や地震の脅威がダイレクトに伝わってきた。南海トラフ地震の危険が叫ばれているので、もう一度、家族を連れて訪れたい」とのことでした。
その後、畠山青年漁業士のカキ養殖を視察し、同じ漁場で行われていた「温湯処理」も見学しました。温湯作業は三重県では馴染みがないとのことですが、カキを美味しく育てるための重要な作業として紹介しました。
夜には、漁業士会北部支部主催で、お隣の岩手県漁業士会から大船渡支部の皆さんもお招きし、3県合同での交流懇親会を開催しました!なかなか集まれないメンバーで意見交換することができ、非常に親交が深まる時間となりました。
2日目は、朝から気仙沼市魚市場へ訪問し、臼井参事様ご案内のもと、震災後に新設した場内や、カツオの水揚げの様子を見学いただきました。大規模な魚市場の迫力を感じていただきました。
その後は、中山漁港に移動し、最知指導漁業士のワカメ養殖の作業場を視察いただきました。三重県でもワカメを養殖していますが、宮城県で導入している加工設備に興味があるとのことで、最知指導漁業士が実際に使用している設備、作業小屋をご案内しました。「三重県でもこの設備を入れたら、作業スピードが大幅に向上する」とのことで、熱心に見学されていました。
続いて、志津川漁港では工藤青年漁業士から、同じくワカメ養殖に関する設備や作業場等をご案内しました。三重県とのワカメ養殖方法の違いについて、多くの質問をいただきました。
次に石巻市に移動し、フィッシャーマン・ジャパンの渡辺様から、漁業現場における人材確保等について講演いただきました。担い手不足は、全国的にも非常に深刻な問題であり、三重県漁業士会としても重く受け止めているとのことです。
その日の夜は、江刺会長をはじめとする中部・南部支部の漁業士が主催となり、交流懇親会を開催しました。
最終日は、東松島漁業協同組合に所属する手代木指導漁業士より、クロノリ養殖における被災から復興、協業化に至るまでの経緯について、詳しく説明いただきました。
非常に盛りだくさんで充実した視察になったとのことで、宮城県漁業士会としても大変うれしく思います。
三重県漁業士会さん、これからも引き続きよろしくお願いします!
尾形指導漁業士が製造した「味付け海苔」を、10月13日にせんだいこども食堂さんへ提供しました。子どもたちからは、美味しく食べましたと感謝の言葉をいただきました!
また、2月2日には千葉指導漁業士から「生ノリ」と「焼きノリ」を提供したほか、ノリの出前授業を実施しました!
次に、ホットプレートを使った「ノリ焼き」体験を実施しました。子どもたちにも自分でノリを焼いてもらいながら、食味や香りの変化を実際に感じていただきました。
子どもたちに喜んでいただき、漁業士会としても嬉しい限りです!
宮城県が主催で開催している「みやぎ漁師カレッジ短期研修」にて、鈴木指導漁業士と及川指導漁業士が講師となって、宮城の漁業に興味をもって参加いただいた皆さんに、カキ養殖やホヤ養殖について説明しました。
当日は蔵内之芽組及川代表から事業概要や働き方改善の実例についてお話いただいたほか、ホヤ養殖体験として、ホヤ種苗のロープへの挟み込みを実施しました。
毎年開催している地区懇談会ですが、今年は水産技術総合センターの石川研究員より、海洋環境と水産資源の状況について説明いただいたほか、東部水産漁港部の鈴木班長より、養殖業の高水温対策に関する調査結果を報告いただきました。
漁業士らからも、日頃の活動や各浜の現状について熱心に意見交換いただき、とても有意義な懇談会となりました。
宮城県が主催で開催している「みやぎ漁師カレッジ長期研修」にて、髙橋青年漁業士が講師となり、「海を中心にした地域振興の取り組み」と題して講義を行いました。
令和5年度の全国青年・女性漁業者交流大会で水産庁長官賞を受賞した「南三陸海しょくにん」の活動について、発足までの経緯や、漁業・農業・観光協会等と連携した地域活性化の取組を説明しました。
研修生達が漁業士になった際、今回の話を参考に各浜を盛り上げるような取組に挑戦してくださると嬉しいですね!
県が主催する「みやぎ漁師カレッジ」の短期研修に、講師を派遣しました!
2月1日には、塩釜漁港(釜の渕)にて、赤間青年漁業士が講師となって、ワカメの養殖漁業研修が行われました。当日は、ワカメの刈取体験実習後、赤間漁業士の加工場に移動し、藻塩やアカモク加工品の製造工程を見学しました。
また、翌日は亘理の荒浜漁港にて、後藤指導漁業士が講師となって底曳き網漁業や刺し網漁業の実習が行われました。乗船実習後、漁具倉庫に移動し、ロープワークの実習も行われました。
第3回目となる今回は、JFみやぎ石巻湾支所様の協力のもと、カキ剥き体験を実施しました。初めてカキ剥きを体験した農業士の皆さんは、苦戦しつつも夢中でチャレンジされていました!
この日は、ご厚意で蒸し牡蠣をお振る舞いいただき、新鮮なカキの美味しさに大満足いただきました。
その後、相澤指導漁業士が経営する「相澤海苔店」に移動し、板ノリが出来上がるまでの一連の工程を見学し、相澤指導漁業士から詳しく説明しました。普段は見ることができない生産現場を楽しみながら見学いただきました。
これからも一次産業間での連携を大切にしていきたいと思います。
北部支部としては初めてとなる、農業士の皆さんとの交流となりました。
気仙沼地方振興事務所農業振興部の清水技術次長より、農業における担い手確保現状についてお話いただいたほか、担い手確保や環境変化への対応、補助金や支援制度の活用についてなど、水産・農業がともに抱える課題について意見交換しました。
県が主催でブルーカーボンについて学習、体験するイベントが開催され、小野指導漁業士と櫻井青年漁業士が講師として参加しました!
当日は、宮城のノリ養殖について詳しく説明したほか、ノリすき体験やノリ焼き体験を通して、ノリが出来上がるまでの工程を実際に体験していただきました。
ノリがきれいな正方形にできたとき、焼きたてのノリを食べたときには、皆さんとても大喜びで、宮城県産ノリの魅力が伝わったのではないかと思います!
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