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迫川流域事業概要

宮城県北部の栗駒山南麓から流下する迫川周辺の平野部に位置する当流域は、その最下流部にラムサール条約の登録湿地でガン・ハクチョウなど渡り鳥の飛来地として有名な伊豆沼・内沼があり、自然環境に恵まれた貴重な地域です。

また、東北新幹線(くりこま高原駅)や東北縦貫道(若柳金成IC・築館IC)及び国道4号等の主要な交通網にも恵まれており、生活利便性の高い地域でもあります。流域内には栗原市や登米市といった中枢的な都市が含まれ、都市化の進展や生活様式の変化に伴い、迫川や伊豆沼・内沼等の湖沼といった公共用水域の水質保全と地域住民の生活環境改善が強く求められるようになりました。

こうしたことから、県では、当地域の生活基盤の整備と、優れた水辺の環境を守るため、栗原市(旧6町:築館町・若柳町・栗駒町・一迫町・志波姫町・金成町)と登米市(旧石越町)を対象とする広域的な下水道計画を策定し、県では6番目の流域下水道として平成5年度から建設に着手しました。

平成12年7月に旧4町(築館町・若柳町・志波姫町・石越町)、平成14年4月に旧金成町、7月に旧一迫町、平成15年6月に旧栗駒町において一部供用開始し、平成16年2月に全面供用致しました。

下水道は、私たちの日常生活に欠くことのできない施設であり、汚水の排除、トイレの水洗化といった生活環境の改善のみならず、河川や湖沼等の公共用水域の水質を確保するためにも重要な施設です。

快適で、自然豊かな県土を築くために、下水道の整備について皆様のより一層のご理解ご協力をお願いいたします。

平成17年4月1日から、市町村合併により築館町、若柳町、栗駒町、一迫町、志波姫町、金成町が栗原市に、石越町が登米市になりました。

迫川流域事業計画の表
  全体計画 事業計画
事業年度 平成5年度~令和17年度 平成5年度~令和7年度
処理区域面積 2,186.7ha 1,795.5ha
処理人口 24,400人 26.163人
計画汚水量(日最大) 12,026立方メートル 12,405立方メートル
処理施設の名称 石越浄化センター
(平成12年7月供用開始)
同左
処理能力 14,475立方メートル 同左
水処理方式 オキシデーションディッチ 同左
流入水質 SS249mg/L
BOD274mg/L
SS241mg/L
BOD270mg/L
放流水質 SS20mg/L
BOD15mg/L
同左
放流先 夏川 同左
ポンプ場 10箇所 同左
管渠 右岸幹線32,530m
左岸幹線22,940m
計55,470m
同左
  • SS浮遊物質量
  • BOD生化学的酸素要求量

沿革

処理区域図

お問い合わせ先

東部下水道事務所総務班

石巻市蛇田字新〆切5番地の2

電話番号:0225-23-7381

ファックス番号:0225-23-7385

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