知事公館正門(県指定有形文化財)
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月10日更新
この門は,もともと大正9年(1920年)に解体された仙台城中門(寅門)の部材を使用して,当時第二師団長官舎であった現在の場所に移築したと伝えられております。
形状は,四脚門の形式で,屋根切妻造・本瓦葺で豪壮な感があります。
また,門扉は移設時に新造されたものであり,昭和46年の改修では鯱がのせられました。留蓋には波うさぎがのっております。
現在では仙台城の建造物唯一の遺構で,貴重な文化財となっております。
- 指定年月日 昭和46年11月9日
- 桁行 柱眞々 4.54m
- 張間 柱眞々 1.53m
- 屋根幅 7.4m
- 棟高さ 6.08m