
東北特殊鉄鋼株式会社
総務人事部 総務チーム
山形県出身。創業1937年の東北特殊鉄鋼株式会社に新卒で入社。総務人事部総務チームに所属。約1年の産休・育休を経て復帰。現在、時短勤務制度を使わずに、子育てと仕事を両立中。
モノづくりってカッコいいなというイメージがあり、製造業を中心に就職活動をしていました。その中で、上場企業という安心感と、創業から知識とノウハウを積み重ね、業界トップクラスの技術力を堅持しているところに魅力を感じました。
総務チームに所属して6年目になります。契約書の内容チェックなどの法務関係をメインに、管財業務、社員のみなさんが働きやすくするためのサポートなど、いろいろな業務に携わっています。心がけていることは、コミュニケーションです。各部署の社員と接する機会が多いため、できるだけ直接話をするようにして、電話やメールでは分からない相手の温度感を知ることを大切にしています。また、社内ルールや運用などが変わる時の伝え方も意識しています。従業員の皆さんへの発信となるので、できる限り分かりやすく簡潔に伝えるようにしています。
各種法令や社内体制の移り変わりなど、対応する分野が毎年のように変わるので、常に勉強して知識を増やし、その知識を仕事に活かせることにやりがいを感じています。また、新入社員のころに比べると、社員からの相談ごとの範囲が広がりました。認知されてきたのかなと思うとやりがいを感じますし、あまり詳しくない分野の相談が来たとしても、きちんと調べてから回答するようにしていて、いい意味でプレッシャーを感じながら業務に励んでいます。
出産前は「自分で全部やらなきゃ!」と、資料作成などで遅くまで残ることが多くありました。子供が産まれてからは、時間の使い方を意識するようになりましたね。作業が思うように進まない時は、別なことに切り替えるなど、区切りの付け方がうまくなったように感じます。あとは、お子さんがいらっしゃる社員が多いので、話したことのない方でも、子どもの話をきっかけに話すようになり、家族の話が円滑なコミュニケーションの一つになるのだなと感じています。
出身地の山形は、夏は暑く、冬は寒いのですが、宮城県はその極端な気温の差がないので暮らしやすいです。子供が遊べる大きな公園が多いのもいいですね。いろいろなお店もありますし、日常生活に困らないといいますか、毎日の些細なことが便利だと感じていて、そういうところが魅力だなと思います。一方で、休日は水族館によく行くのですが、ちょっとした観光スポットが多いのもいいなと感じています。
今は子供中心の生活のため、しばらくは時間に追われる日々が続くと思います。時間内に終わらせることを意識しながら仕事を続けていきたいですね。今は子供のことでチームにいろいろとフォローいただいていますが、子供の手が離れてきたら、今度は私がチームのフォローをしていきたいです。当社はさまざまな制度が整っているので、ありがたい環境だと感じています。どの会社でも、子供がいてもいなくても、すべての方が働きやすい環境や制度があるといいなと宮城県には期待しています。
確かに力仕事は男性がすることが多いと思いますが、そのほかの事務作業などはそんなに男性と女性で差はないかなと思いました。元々テレビドラマの影響で製造業に憧れがあったので、携わってみたいという気持ちがありました。家族も仕事が決まったときは喜んでくれました。
他にも電気やガスなどインフラ関係の仕事も興味がありました。後方から支える仕事に就きたかったのだと思います。今は鉄鋼の仕事に就いていますが、会社に入ってからも勉強することが多いです。なので、学生のうちから興味がある分野に触れておくといいかもしれないですね。必ずしもそれが仕事に繋がるとは限らないですが、何かに活きるかもしれません。何でもやってみることが大切だと思います。
Interviewer
原田 麻衣さん 山形大学
起床
自分の準備と子供の準備をします。私が家を出た後に夫が保育園へ送ります。
出社
メールチェックやその日の業務の確認をします。
午前の業務
資料作成や打合せの準備などしつつ電話や社内外からの様々な問い合わせに対応します。
午後の業務
お昼休み明けに打ち合わせを設定することが多いです。内容は法務関係や社内のファシリティに関することがメインです。
退社
退社後は保育園へ子供を迎えに行きます。役員会前や決算時期などで遅くなる時は夫に迎えに行ってもらいます。
帰宅
子供にごはんを食べさせている間に夫が帰宅するので一緒にお風呂に入ってもらいます。
自由時間
子供を寝かしつけてから夜ごはんを食べてまったりします。
就寝
休日の過ごし方
仙台うみの杜水族館によく行きます。あとは、会社の福利厚生で楽天イーグルスや仙台89ERSのチケットが抽選で貰えるので利用しています。
※記載内容は取材当時のものです。