コーポレート本部管理部人事グループマネージャー/鹿野 未来さん(左)
営業本部営業推進部営業推進グループ企画・運営チーム/横山 ゆりかさん(右)
プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営する「楽天野球団」。「野球を通じて夢と感動を届ける」という使命を遂行するため、様々なアイデアを形にしながら、ワクワクする野球観戦体験を提供し続けています。そんな同社で生き生きと働くお二人に、お仕事内容や職場の雰囲気などについて伺いました。
(横山さん)私は2014年4月に新卒入社し、入社後に結婚。二度の産休・育休を経て、現在は営業推進部でスポンサーや協賛獲得のための商品企画、スポンサー向けのイベントの企画などを担当しています。ちなみに小学校で少年野球、中学校でソフトボールをしていて、大学4年間はこの楽天モバイルパーク宮城でアルバイトをしていました。
(鹿野さん)私は2019年10月に中途入社しました。前職時代に人事の仕事に携わり、やりがいを感じていたこともあって、現在も人事や採用関係、社員の労務管理、教育研修の企画、職場の環境改善などを担当しています。私も中学・高校ではソフトボール部に所属していました。また、宮城県出身なので、楽天イーグルスはずっと身近な存在でしたね。
(鹿野さん)時短勤務や在宅勤務、子の看護休暇や介護休暇など、それぞれの家庭の都合に合わせて多様な働き方ができる制度が整っています。私の入社後にはフレックスタイム制も導入されました。それまでは9時から17時半が定時でしたが、デーゲームの日もあればナイトゲームの日もあり、悪天候でゲームが中止になる日もあります。フレックス制導入により、その時々の状況に合わせて柔軟に勤務時間を変更できるようになりました。
(横山さん)私は現在、時短勤務で9時から16時半をベースに働いていますが、子どもの突発的な発熱などがあった場合には、在宅勤務を選択することもあります。子どもの習い事の日などには16時で退勤し、しっかり働きたい時には16時半以降も仕事をする、といったように、フレックスタイム制もフルに活用しており、とても働きやすいですね。
「楽天野球団提供」
(横山さん)このスタジアムで行われる試合のチケットや、スタジアム内にある観覧車やメリーゴーラウンドがある遊べるエリアの入場料が、社員とその家族は無料です。そのため、私も休みの日にはよく子どもを連れて遊びに来ています。また、子ども向けの野球スクールにも従業員割引があり、自分のお子さんを通わせている人も少なくありません。
(鹿野さん)上下関係や縦割りが厳しいという意味ではなく、団結力があってチームプレーを得意としているという意味で、体育会系の職場ではないかなと思います。ほとんどの社員が20~40代で、わきあいあい、活気がある雰囲気です。
(鹿野さん)管理部ではスタジアムツアーやマーケティング研修、ウェブ図書館のサービスなどを提供しており、自分で学びたいものを見つけて学べる環境だとは思います。若手でもやる気と能力があれば積極的に登用する社風があり、新卒5年目で一般的な課長職にあたるマネージャー、10年目で部長に昇進した人もいます。女性のマネージャーや部長も増えており、男女の別なく上を目指せる会社です。
(横山さん)営業としてのイベント企画が中心にはなりますが、今年1月から東北のファンとの接点づくりをする総合企画室の仕事も兼務することになったので、東北の子どもたちに楽天イーグルスの魅力を伝え、好きになってもらえるような企画を実施していきたいですね。働き方という面においては、育児との兼ね合いもあるので、効率性を意識した仕事をしていくことが目標です。
(鹿野さん)人事担当として、働きやすく、働き甲斐のある職場づくりをしていきたいですね。具体的には、研修などの教育面が弱いと感じているので、その部分に力を入れ、スキルアップ、キャリアアップしたい人への支援を充実させていくことが直近の課題です。
(鹿野さん)入社後3年計画で新人研修を実施しています。1年目は「自分の会社を知ろう」をテーマに、本配属前にすべての部署で研修を実施。2年目は「国内の他球団を知ろう」をテーマに、国内他球団2カ所でのスタジアム研修を行っています。3年目には「国外のプロスポーツを知ろう」をテーマに、メジャーリーグやその他のスポーツに触れる10日間ほどのアメリカ研修があります。広い視野を持ってもらうことで、発想力豊かな人材の育成を目指しています。
(鹿野さん)育児休暇からの復帰にあたっては、面談を行い、本人の希望をできる限り優先しています。弊社社員の産休・育休取得後の職場復帰率は100%で、現在も4名が育児休暇を取得中です。
(横山さん)私の場合は出産・育児を経験して身についた「ママ視点」を仕事に活かしています。全ての子どもたちにスポーツや野球を楽しんでいただきたいという想いから、障がいや病気のある子どもたちを試合に招待するイベントを企画するなど、母の視点を取り入れることで、企画にも幅が出て、より充実感のある仕事ができるようになりました。
Interviewer
尾上 南那さん 東北大学
CORP.INFORMATION企業情報
生活関連サービス業・娯楽業
仙台市宮城野区宮城野2-11-6
470人(2024年12月1日時点)
54%
申請時点における過去3年間の女性採用数24人
※人数は企業全体の採用数です
※記載内容は取材・申請当時のものです。