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株式会社タカカツグループホールディングス

株式会社タカカツリフォーム管理課販促主任/町井 希温さん(左)
株式会社タカカツグループホールディングスタカカツビジネスソリューションズ広報/佐々木 玲菜さん(中央)
同人事総務部教育チーム/菅原 祥子さん(右)

創業70年を迎え、女性登用にも積極的に取り組む

建築資材の製造販売から新築住宅、不動産、リフォームまで、住まい関連を幅広く扱い、2025年で創業70周年を迎えたタカカツグループ。過去3年で女性を25名採用するなど、女性登用にも積極的です。女性主任として活躍する町井さん、近々産休に入られる菅原さん、新卒1年目の佐々木さんの3名に、働きやすさや会社の魅力などについて伺いました。

皆さんの入社した経緯と現在の業務内容を教えてください。

(町井さん)私は新卒入社で、今年7年目になります。大学では製品デザインを学んでいて、インテリアコーディネーターになりたいと思い、この会社に応募しました。面接時に適性を見ていただき、「販促をやってみないか」とお声がけいただいて、今はリフォーム会社であるタカカツリフォームの方で販促を担当しています。チラシやWeb、SNSを中心に、自分で広告デザインを手がけて情報発信するのが主な業務です。

(菅原さん)私は一昨年に中途入社しました。前職では通信関連の会社で教育を担当していました。結婚を機に住む場所が変わり、転職することになりましたが、やはり教育に携わる仕事がしたいと思い、弊社の「教育体制を変えたい」という熱意に共感して入社しました。現在は本部のタカカツビジネスソリューションズで人事評価制度や研修制度などの整備を進めています。

(佐々木さん)私は昨年4月に新卒入社しました。地元の大崎市出身なので、タカカツにはなじみがありました。県内で働きたいという想いと、自分が成長できる仕事をしたいという想いから、成長できる環境が整っている弊社を選びました。今は本部の広報として、会社をブランディングする仕事に携わっています。2025年で創業70周年を迎えたため、テレビCMの放映やネーミングライツの取得といった記念事業も多く、忙しい毎日を送っています。

貴社の社風や社内の雰囲気について教えてください。

(町井さん)目標のために一致団結して突き進む社風で、お互いに相談しやすい雰囲気です。他社から視察に来る方やお客様からは、よく「雰囲気が明るい」とか「活気がある」と言われますね。

(佐々木さん)入社して驚いたのが、「サンクスカード」という取組です。1ヶ月に30通、紙でもデジタルでもいいのですが、社員に「ありがとう」とうメッセージを送るというもので、会長が始めたと聞いています。社内の人に感謝の気持ちを伝えるのが当たり前になっていて、それがとても素敵だなと思います。会長や社長からメッセージが届くこともあり、「ちゃんと見ていてくれているんだ」とうれしい気持ちになりますね。

(菅原さん)「誠心誠意」が社是ということもあり、真面目な社員が多い印象です。私の立場はどちらかというと雰囲気をつくっていく方なので、100周年に向けて今以上に明るく楽しい職場づくりをしていきたいですね。

働きやすい環境づくりやプライベートとの両立のために、どんな制度や取組が行われていますか?

(町井さん)年間休日は、計画有給取得日5日間を含めると125日となり、多いと思います。私の場合、火曜と水曜が定休で、週休二日はしっかり確保されています。有給休暇も取りやすく、年末年始や夏季休暇の前後に有休を取り、実家に帰ったり旅行に行ったりしています。

(佐々木さん)入社前には残業があるのか心配でしたが、基本的には定時で帰れています。職場自体にも、定時に上がろうという空気が浸透していて、「もう帰れる?」と先輩方が声をかけてくれるので帰りやすいですね。おかげで家族とゆっくり過ごす時間が持てています。

(菅原さん)産休や育休は取りやすいですね。育休後の職場復帰率は100%で、現在も育休中の方が4名おり、復帰しやすい環境だと思います。お子さんの年齢などではなく、ご家庭の事情に応じて時短勤務や在宅勤務も可能です。私はもうすぐ出産予定なのですが、少し前のつわりがひどかった時期には、在宅で勤務させてもらっていました。賃金体系の見直しも進んでいて、平均賃金も少しずつ上がっていているのもありがたいところです。

女性社員のキャリアアップの例について教えてください。

(菅原さん)役職としては、主任、店長候補、管理マネジメントという段階があり、昇格に必要な社内研修や人事評価の仕組みづくりを進めているところです。女性では、現在、課長職は2名、主任は結構な人数がおり、性別に関わらず、能力があれば昇格は可能です。町井さんも入社5年目で主任になっています。また、資格取得時の合格祝い金や資格手当など、資格取得を後押しする制度も整っているので、キャリアアップ、スキルアップも目指しやすいと思います。

ご自身が思い描くキャリアプランについてお聞かせください。

(町井さん)弊社には、高校卒業から65歳の定年まで勤め上げた方をはじめ、何十年選手の女性社員が複数名います。そうした前例となる先輩方がいるので、キャリアプランは立てやすいですね。私自身、仕事がとても好きなので、結婚・出産をしても続けたいと思っています。上のポジションを目指すというよりは、誰かが喜んでくれる仕事をしていきたいです。

(菅原さん)会社の相談窓口もしっかりしているので、結婚や出産などライフステージの変化による働き方についても、いろいろとアドバイスをしてもらえます。私も出産後は時短制度を活用しながら、仕事と育児の両立を頑張りたいと思います。両立するのが当たり前という社風があり、「私もやれるはず!」とモチベーションにつながっています。

(佐々木さん)私の場合は入社したてで、まだ漠然としていますが、家でじっとしているタイプではないので、結婚や出産をしても仕事は続けたいです。また、それを受け入れてくれる会社だと思っています。

学生インタビュー

貴社の研修制度について教えてください。

(町井さん)弊社にはフレッシャーズキャンプと呼ばれる新人研修があります。入社2年目の社員まで受講資格があり、3~4年目になると運営のお手伝いに回るんです。研修内容は、技術的なことというより、プレゼン力やコミュニケーション力といった社会人としてのスキルや、メンタルの保ち方などを身につけるものが多いですね。

(佐々木さん)研修を通じて各社の若い社員たちと横のつながりができ、何かと相談に乗ってもらうなどしています。

(菅原さん)昨年から10年間の教育体系をスタートさせました。新人研修以降も、3~6年目、7~10年目と階層ごとの研修も充実させています。また、マネージャー研修やリーダー研修など、上のポジションを目指す方に向けた研修も用意しています。

仕事をするうえでのやりがいは何ですか?

(町井さん)自分が作った販促物がお客様のためになっていると感じた時、例えば「チラシを見て見学に来ました」と声をかけていただいたときなどには、やりがいを実感します。

(佐々木さん)70周年プロジェクトが動き出し、業務量は増していますが、自分でスケジュールを管理しながらいくつかのタスクをこなしていくことに充実感を覚えます。自分自身の成長も感じることができています。

(菅原さん)社員のみなさんが楽しく研修を受けている姿を見ると、未来のキャリアのサポートができていると感じ、やりがいもいっそう増します。自分が携わった研修制度で学んだ社員たちが、この先、どう会社に貢献し、それによってどのように会社が変わっていくのかも楽しみです。

Interviewer

髙橋 実結さん 宮城大学

育休復帰率100 %や時短勤務など、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能で、18歳から47年間お勤めになった方もいるというお話には驚きました。社員同士で感謝を伝え合う「サンクスカード」活動をすることで、「ありがとう」が自然と飛び交う文化が根付いているのも印象的でした。社長も役員も距離が近く、一体感のある職場が魅力的でした。

CORP.INFORMATION

※記載内容は取材・申請当時のものです。