株式会社アイリスプラザ商品本部商品課サブリーダー/齋藤 まどか さん
高卒で入社し10年目を迎える齋藤まどかさん。入社当初は「地元で知名度のある企業に就職できれば十分」と考えていましたが、働くうちに目指すキャリアが明確になり、社長に直談判して異動を実現しました。「アイリスプラザを、何でも揃う便利なサイトにしたい」と語る齋藤さんに、働きやすさとキャリアを両立できるアイリスグループの魅力を聞きました。
アイリスプラザは、アイリスオーヤマのグループ会社としてインターネット通販を展開し、アイリスオーヤマの商品を中心に約5万点の商品を取り扱っています。私は商品課に所属し、商品の仕入れや新商品開発のヒントを探る業務を担当しています。
宮城県利府町出身で、2016年に高卒で入社しました。もともと地元での就職を希望しており、県内で知名度のある企業に入れればと考えていました。入社後は営業部に配属され、ネット通販の店長を経験。商品を販売するうちに「自ら仕入れ、お客さまに届けたい」という思いが強まり、社長に相談して商品部へ異動しました。社員と経営陣の距離が近く、社長とも直接話せる環境があるのは当社の特徴です。現在はサブリーダーとして、取引先との商談や部下の育成にも携わっています。
産休・育休を取得しやすく、時短勤務の制度も整っているため、無理なく働ける環境です。私自身、昨年新婚旅行で長期休暇を取得しましたが、快く送り出してもらえました。業務が属人的にならず、誰でもフォローできる仕組みがあるのも安心できます。
メンター制度や、主任以上の社員を除く入社5年未満の正社員を対象にした月1回の1on1ミーティングがあります。業務の悩みやキャリアの相談はもちろん、プライベートな話も自由にできる場です。私の入社当時は制度化されていませんでしたが、先輩が交換ノートを活用してサポートしてくれました。こうした「人を大切にする風土」は今も変わりません。また、私の勤務するアイリス青葉ビルには、サラダバー・スープバー・ドリンクバーが完備されており、自由に利用できます。週に一度、デザートが提供されるのもうれしいポイントです。
展開している事業が多岐にわたるため、グループ内でさまざまな職種や業務に挑戦できます。そのため、営業、商品開発、サイト運営など、希望に応じたキャリアパスを描くことができます。また、人事評価制度として多面的評価制度を導入しており、自己評価と周囲からの評価をグラフ化してフィードバックを受けることができます。これにより、自分の強みや課題を客観的に把握し、キャリアアップの方向性を考えることができます。私の目標は、アイリスプラザを「ここに来れば何でも揃う」モールのようなサイトにすること。お客さまにとって、より便利なサービスを提供できるよう努めていきたいです。
「アイ ラブ アイデア」というコーポレートメッセージのもと、「あったらいいな」「こうなれば便利かな」と思うものを形にするのが基本です。アイデアに正解はなく、週に一回のプレゼン会議で提案し、より多くのお客さまに求められる形を模索します。どうすれば価値が生まれるかを考えることが、商品開発の核になっています。
食品・飲料分野へのニーズを強く感じています。アイリスオーヤマは2021年に飲料水事業へ本格参入し、静岡に飲料水の工場を稼働させました。現在では、国内3拠点で飲料水を生産しています。また、近年のパックごはんの需要の高まりにあわせて、これまで生産していた宮城県の角田工場に加え、2024年に佐賀県の鳥栖工場でも新たに生産設備を導入しました。このように常に求められる商品を提供し続けることを目指しています。
Interviewer
菊地 彩花さん 宮城学院女子大学
CORP.INFORMATION企業情報
情報通信業
13,671人(アイリスグループ)2025年1月現在
くるみん認定
※記載内容は取材・申請当時のものです。