鮪部生鮮鮪課 神林 茉子さん(右)
加工食品部水産製品課 阿部 真采さん(左)
仙台に拠点を構える水産物の専門商社「仙台水産」。全国からたくさんの水産物を集め、お客様であるスーパーマーケットや小売店、飲食店を通じて東北880万の市民の食卓に「豊かな食」を届けています。社員のワークライフバランス実現にも取り組む同社で活躍している神林茉子さん、阿部真采さんにお話をお聞きしました。
(神林さん)私は入社11年目になります。マグロを専門に扱う部署で事務を担当しており、市場内での競りの準備、事務所内での伝票整理などが主な仕事です。競りは朝が早いので、勤務時間は朝の4時から13時まで。主人も同じ市場内の別会社におり、勤務サイクルは私と同じなので、子どものことは同居している両親にいろいろとサポートしてもらっています。
(阿部さん)私は入社8年目です。スーパーマーケットのバイヤー様と商談を行いながら、消費者が求める水産加工品を提案・企画開発し、スーパーの鮮魚売り場に商品をお届けすることが私の仕事です。国内外の水揚げ産地、輸入商社、加工メーカーと協力し、お客様のニーズに寄り添った提案をしています。勤務時間は朝の5時から14時までです。
(神林さん)「明るく元気に笑顔で前向きに」をモットーに、社長から若手社員まで互いに意見を出し合える風通しの良い職場です。私のいる部署は、8人のメンバーのうち女性は2人ですが、気を使わない男性社員ばかりなので働きやすいですね。
(阿部さん)毎年5月の仙台・青葉まつりには、会社として「すずめ踊り」と「山鉾」に参加して地域を盛り上げています。すずめ踊りの踊り手・囃し手は若手社員で構成されており、練習を通して社員同士が仲良くなる機会にもなっています。そこで培われたコミュニケーションが仕事にもよい影響を与えていると思います。
(神林さん)産前産後休暇や育児休暇は当然取り入れられており、私も活用しました。産後パパ育休の制度も設けられていて、会社として積極的に取得するよう推奨されています。また、部署内で業務内容を共有したり、DX化を進めることで、不在者が出てもフォローし合える体制が整えられているので、子どものことでお休みをいただく機会がある身としてはとても心強いですね。
(阿部さん)有給休暇や特別休暇はとても取得しやすいですね。1週間お休みを取得できるリフレッシュ休暇があり、私は毎年同期とディズニーランドに出かけるのが恒例になっています。ほかにもバースデー休暇や、10年目・20年目の社員が3日間取得できるアニバーサリー休暇といった特別休暇制度が導入されています。
(阿部さん)私は社外のお客様と一緒にお仕事をしているので、その方たちにご満足いただける商品を今後も一緒に作り上げていくことが目標です。また、営業部内の女性社員としては一番キャリアのある立場ですので、後輩社員たちに目指してもらえるような先輩になっていきたいですね。
(神林さん)私も引き続き仕事と家庭・育児の両立を図っていきたいですね。それとともに事務職として、営業の人たちが働きやすい職場環境づくりにも携わっていきたいと思っています。
(神林さん)元気に笑顔で挨拶をすることです。
(阿部さん)競合の多い業界なので、レスポンスは早く、お客様から頼まれたことはすぐ取りかかるようにしています。また、お客様が求めるアイデアを出せるよう、常にテレビやSNSなどのメディアにアンテナを張り巡らせ、商品展示会などにも足を運んで、専門知識に対する引き出しを増やすよう心がけています。
(神林さん)毎年9月にグループの関連会社総出で実施する大きな展示会は、特に印象的です。私も商品のPRや食べ方提案、試食配布などを行い、海外からのバイヤーさんとの交流も楽しんでいます。
(阿部さん)先日、とあるスーパーマーケット様と一緒に開発した商品がヒットしたことです。担当者の方から「MVPは阿部さんだよ」と言っていただいて、喜びとともにさらにがんばろうという気持ちになりました。
Interviewer
大場 百夏 さん 宮城学院女子大学
CORP.INFORMATION企業情報
業卸売・小売業
仙台市若林区卸町4-3-1
022-232-8281
109人
38.5%
申請時点における過去3年間の女性採用数3人
※人数は企業全体の採用数です
※記載内容は取材・申請当時のものです。