女性役職者
資格取得を応援
育児休暇取得開発準備室兼採用担当/大山 達さん
エリアマネージャー/二階堂 祐美子さん
栗原市で創業し、介護福祉事業において20年以上の実績を持つ「リツワ」。職員の8割が女性ということから、女性が働きやすい環境に注力しています。開発準備室兼採用担当の大山 達さん、通所介護施設「りつわフローラル」の管理者でエリアマネージャーでもある二階堂 祐美子さんにお話をお聞きしました。
(大山さん)設立は1991(平成3)年で、現在は宮城県・岩手県内に33拠点、66事業所を擁する介護福祉グループです。地域に根差し、地域に応えるサービスを基本理念としており、グループホームや小規模多機能型居宅介護、サービス付き高齢者向け住宅など、1拠点に複数のサービス事業所を展開しています。「介護のスタート段階で困っている家族の助けになりたい」とスピーディな対応に徹し、さまざまなサービスを通して地域のニーズに応え続けています。
(二階堂さん)介護福祉事業のほか、農福関連事業として、関連会社で「シャトー桐 くりこま高原醸造所」というワイナリーを運営しており、ここでの作業は「リツワ」が営む障害者就労支援施設の利用者が請け負っています。また、地域に根差した取り組みとして、「マロンキッズ保育園」「マロンキッズ志波姫保育園」という2つの保育園を運営しています。
(大山さん)今お話しした保育園もその一つで、企業主導型保育園(企業が主に従業員の子どものために、国から運営費の助成を受けて運営する保育園のこと)として、職員の多様な働き方をサポートするために設立したものです。実際に「マロンキッズ保育園」や「マロンキッズ志波姫保育園」にお子さんを預けて働いている職員も少なくありません。園内には看護師も常駐しており、療児保育の体制も整っていますので、安心して仕事に集中することができていると思います。もちろん育児・介護休業制度もしっかりと確立されています。
(二階堂さん)従業員の年齢層が20代から70代と幅広いこともあってか、子育てと仕事の両立などの悩みを抱える若い職員に、年配の職員がアドバイスしている光景をよく見かけます。私自身、出産後に「働きたいのに子どもがまだ小さくて思うように働けない」というジレンマを抱えていたとき、職場の先輩方に「お子さんを連れてきてもいいよ」と言っていただき、子連れ出勤をするようになりました。職員、利用者の方々が皆さんで子どもを見守ってくださってありがたかったですね。そんな家庭的で温かい雰囲気の職場です。
(大山さん)とにかく「困っている人がいたらみんなで助けましょう」というのが企業方針でもあり、社風にもなっていますね。職員に対しても、困っている人、悩んでいる人がいたら、みんなで考え、解決していこうという企業風土が根付いています。
(大山さん)男性、女性に関わらず、「こういうことにチャレンジしてみたい」「自分のこういう得意分野を活かしたい」といった職員の意欲ある希望を柔軟に受け入れ、「出る杭は伸ばす」方針を徹底している会社ですので、仕事を通じた自己実現がしやすいのではないでしょうか。また、資格取得にかかる費用を会社で負担するなど、資格取得制度も充実しており、スキルアップを目指したい人には最適な環境といえると思います。
(二階堂さん)月に一度、上司との面談の場があり、目標に対しての達成度合いをしっかりと評価してもらえるので、モチベーションアップにつなげやすいと思います。昇級や飛び級も頻繁に行われており、女性役職者や女性管理者も続々と誕生しています。勤務7年の28歳女性が管理職となった事例もあります。ライフステージやそれぞれの事情に合わせて働き方は多様で、見本となる女性先輩社員がたくさんいるのも心強いところだと思います。
利用者様にご家庭にいるときと同じようなアットホームな暮らしを提供することです。そのために、季節行事やイベントを一緒に楽しんだり、得意なことを引き出して日常の中で一つでも役割を持っていただいたりするようにしています。また、人生の先輩として敬う気持ちを大切に、会話の際は丁寧な言葉遣いを心がけています。
誰でも最初は未経験・無資格ですので、当社では経験や資格はそこまで重視していません。一番大切なのは人柄とやる気です。利用者様の喜びを自分の喜びとして感じられる意欲的な方であるといいですね。
Interviewer
駒木根 詩織さん 宮城学院女子大学
CORP.INFORMATION企業情報
福祉
栗原市栗駒岩ケ崎桐木沢66
0228-45-3422
350人
70%
※記載内容は取材・申請当時のものです。