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実施制度 ▼
  • 女性管理職
    10%以上
  • 資格取得を応援
  • 育児休暇取得
    実績あり
  • 会社独自の
    有給休暇あり

グローテック株式会社

品証管理グループ/三塚 百合恵さん(左)
総務グループマネージャー/高橋 祐子さん(中央)
設計グループ機械設計チーム/宮坂 奈美さん(右)

“製造業らしくない工場”と充実の福利厚生で働きやすい環境を提供

工場の自動化と省人化に貢献するFA機器の一貫生産を主力に、インフラ事業や精密加工事業を展開する「グローテック」。2016年に5名の社員で創業してから社員数を急速に拡大するなかで、女性の働きやすさを意識した環境づくりを実現してきました。創業当初より制度の充実に取り組んできた高橋さん、女性エンジニアとして活躍する宮坂さんと三塚さんにお話を伺いました。

女性が働きやすいよう整備された制度のなかで、特に活用しているものはありますか?

(宮坂さん)フルフレックス制度はよく活用しています。先日は家族が急に体調不良になり、フレックスを活用して早退させてもらいました。あとは趣味のために少し早めに退社して自分の時間を満喫することもできるので、プライベートを充実させることもできています。

(三塚さん)私は5歳と1歳になる子どもがいるので、子どもの急な発熱の時や保育園の行事の時にフレックスを使っています。有給休暇を使わなくても柔軟に時間の調整ができるので、とても助かっています。

(高橋さん)フルフレックス制度の他にも、温かいランチが食べられる社員食堂や無料のスポーツジム併設など、福利厚生の充実には力を入れてきました。またハード面の整備でも“製造業らしくない工場”をコンセプトに、ガラス張りで吹き抜けのエントランスやフリーアドレスの事務所など、街なかにあるおしゃれなオフィスのような雰囲気があって、女性社員はもちろん男性社員からも好評です。

女性のキャリアパスについて、またライフイベントとキャリアの両立についてどのような実績がありますか?

(三塚さん)私は出産する時に産休と育休を取得して、先日復帰したばかりです。産前は購買部という部署にいましたが、育休後はフルタイムで働きたいという希望と、業務の負荷を考慮してくださって、現在の品証管理グループに配属となりました。仕事と子育ての両立については、会社と自分とがお互いにベストのバランスになるよう話し合いの上で検討してくれます。

(高橋さん)今後も別の女性社員が産休・育休を取得する予定で、育休後は復帰の希望も聞いています。三塚さんのお話の通り、復帰後の働き方は、時短かフルタイムか、また働く部署についてもご本人の希望を聞いて対応しています。キャリアパスについては、現在の女性管理職の割合は10%強ですが、今後は重点的に取り組んでいきたいと考えています。当社は2016年創業で、会社の成長と一緒に社員も成長している過程です。その成長を促す研修制度の整備などを、今まさに進めているところです。

宮城県で働くことの魅力について教えてください。

(宮坂さん)私は進学の都合で岩手県に出て、そのまま岩手県で就職しました。でもやはり地元で働きたいという気持ちが消えなかったので、震災を機にUターンしたんです。家族と一緒に暮らして地元で働く安心感があるので、今は宮城県で働けてよかったと思っています。

(三塚さん)私も前職で県外に出張に行く機会があった時に、やはり宮城が一番過ごしやすいし働きやすいな、と実感することがありました。それに私はクルマの運転が好きなので、通勤でもプライベートでも運転の機会が多いのも気に入っています。

(高橋さん)当社は転勤がないので、地元で腰を据えて働きたいと思っている方々に最適な環境だと思います。今後は研修制度など女性のキャリアを伸ばす施策を充実させ、宮城県で働き続けたい女性エンジニアを積極的に採用していきたいです。

学生インタビュー

「明るい雰囲気」「風通しがよい」という社風はどのようなことから生まれているのでしょうか?

(高橋さん)リアルな交流はもとより、感謝の気持ちを贈り合う社内コミュニケーション活性化ツール「THANKS GIFT」を導入し、オンライン上での交流も行うことで社員間の相互理解を深めていることが理由のひとつに挙げられます。これによって、入社したばかりの社員もすぐに社内の雰囲気に溶け込めると好評です。

仕事のやりがいについて教えてください。

(三塚さん)社内で製作した部品を検査する段階で不良品を見つけて流出を未然に防げた時ですね。
(宮坂さん)自分がパソコン上で設計したものが加工されて組み立てられ、実際に稼働しているのを見た時です。
(高橋さん)社員の方々から「働きやすい」とか、新入社員から「入社してよかった」という言葉をいただいた時にやりがいを感じます。

Interviewer

浅野 こころ さん 東北学院大学

社員の方々の声に耳を傾け、日々制度や設備の改善をされていて「社員の方々のために進化し続けている会社」だと思いました。取組の中でも特に素晴らしかったのは「THANKS GIFT」です。社員の方々にとって職場が仕事をする場というだけではなく心の居場所になっていることが働きやすい環境づくりにつながっていると感じました。

CORP.INFORMATION

※記載内容は取材・申請当時のものです。