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いきいき男女・にこにこ子育て
応援企業表彰受賞企業

令和5年度 優秀賞

実施制度 ▼
  • 資格取得を応援
  • 育児休暇取得
    実績あり
  • 法以上の育児・
    介護休業あり
  • 育児・介護用
    勤務制度あり
  • 会社独自の
    有給休暇あり
  • 法以上の看護・
    介護休暇あり
  • 所定外労働制限
    3歳以上
  • イクボス企業
  • プラチナくるみん
  • えるぼし
    (3段階目)
  • 健康経営優良法人

株式会社日立ソリューションズ東日本(表彰企業紹介)

現場の声から仕組みが生まれる好循環を実現

 日立グループにおいて社会イノベーション事業を担い、デジタルシステムやサービスを通じて社会生活や企業活動を支える様々なソリューションを提供している『株式会社日立ソリューションズ東日本』。子育て支援の取組などが評価され、令和5年度「いきいき男女・にこにこ子育て応援企業」の優秀賞を受賞しました。
 当社では、「保育料や子ども送迎サービス等を支援金で補助」、「時間・場所不問で働ける『タイム&ロケーションフリーワーク制度』導入」、「退職社員の再雇用を行う『リターン・エントリー制度』導入」などを実施しています。こうした制度導入は「現場の声」がきっかけでした。
 また、従業員の働きがいやエンゲージメントアップを目的としたEX(Employee Exoerienve)向上にも力を入れていて、その取組の一つに「同じ属性を持つ社員間のコミュニティづくり」があります。このコミュニティ内で出た意見が会社への提言となり、新しい制度が生まれるというポジティブなサイクルが生まれています。

「同じ属性を持つ社員間のコミュニティ」が共感を醸成する

 現在は、子どもがいる社員で構成される「子育てコミュニティ」、所属部署不問の女性管理職で構成された「女性管理職コミュニティ」などがあります。
 「同じ属性である」ということは、メンバーが似たような経験をし、似た悩みや不安を持っているということ。共感が得やすく、互いにアドバイスや意見を交換しやすい場が職場にあるということは、コミュニティの大きなメリットの一つです。

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社員一人ひとりが働きやすいと感じる職場へ

 たとえば子育てをしながら働く親にとって、「子育てコミュニティ」のような先人の知恵を借りるナレッジ共有の場は非常に重要です。
 元々は“働く親社員たち”のニーズから、2013年に「ママコミュニティ」、2014年に「パパコミュニティ」が発足し、2015年には両者を統合して現在の「子育てコミュニティ」が立ち上がりました。
 発足初期は子育ての愚痴や不安を発散する場になってしまうこともありました。しかし、様々な工夫を重ねたところ、参加者の意識が変わり、建設的な意見交換の場として自走するようになりました。「子育て世帯にありがたい制度利用のTips」や「親子で参加できるイベント情報」、「悩みの共有」のようにトピックを明確にし、定期的に参加者希望者を募りながら、現在は30数名で活動しています。コミュニティ参加が、社員のモチベーションアップにもつながっているようです。
 今後は、子育て世代に限らず、社員一人ひとりが持っている働く上での悩みを解消し「健やかに、やる気を持って働ける職場」の実現を目指しています。これからも現場の声に耳を傾け、寄り添いながら、一歩ずつ目指す環境に近づいていきたいと思います。

CORP.INFORMATION

※記載内容は取材・申請当時のものです。