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いきいき男女・にこにこ子育て
応援企業表彰受賞企業

令和5年度 最優秀賞

実施制度 ▼
  • 資格取得を応援
  • 育児休暇取得
    実績あり
  • 法以上の育児・
    介護休業あり
  • 育児・介護用
    勤務制度あり
  • 会社独自の
    有給休暇あり
  • 法以上の看護・
    介護休暇あり
  • 育児・介護の
    費用支援あり
  • 所定外労働制限
    3歳以上

東北電力株式会社(表彰企業紹介)

一人ひとりがワーク・ライフ・バランスを実現できる環境づくりに注力

 1951年の創業以来、東北6県と新潟県を中心に電力を供給してきた『東北電力』。誰もが働きやすい環境づくりに取り組んできた成果が評価され、「いきいき男女・にこにこ子育て応援」令和5年度最優秀賞を受賞しました。
 注目すべきは、男性・女性ともに育児休業取得率が9割を超え、復帰率100%を実現している点。性別にかかわらず、社員一人ひとりがワーク・ライフ・バランスを両立できる職場環境が整備されている証拠といえるでしょう。
 例えば、同じ現場で男性社員3名が同時に育児休暇を取得した事例がありました。これを可能にしたのは、余裕のある人員配置や業務量を適正に保つ仕組みがあり、長年にわたって職場環境を整備してきた努力があってこそ。こうした取組により、男性社員が積極的に育児休暇を取得する流れが浸透し、「育児休暇は性別を問わず取得できるもの」という意識が会社全体に広がりました。多様な働き方を「自分ごと」として考えられる環境をつくることで、一人ひとりが安心して働ける職場を実現しています。

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変化する女性のライフステージに合わせた柔軟な働き方を実現

 女性正社員の平均勤続年数は16.1年に達し、育児休業は最大3年間取得可能。家庭の事情に応じて在宅ワークや時短勤務に柔軟に対応できる制度が整っています。例えば、子どもの体調不良時には在宅ワークへ切り替えるなど、個々のライフステージに寄り添った対応が可能です。
 また、DE&I(Diversity Equity and Inclusion)推進の一環として、女性社員のキャリア形成を支援する取組も活発です。具体的には、育児期の社員向けに情報交換会や研修を開催するほか、キャリアアップを後押しするパンフレットの作成・配布を行っています。例えば情報交換会では、社員同士のネットワーク形成を重視し、同じような状況にある社員が悩みを共有し合い、仕事との両立に向けた意識を高め合う場を提供しています。
 このような取組を通じて、育児で忙しい時期でもキャリア形成を諦めず、仕事と家庭の両立を目指せる環境を整備しています。

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地域全体のダイバーシティ推進を牽引する

 同社では、地域全体のダイバーシティ推進に向け、企業主導型保育所の利用促進や育児・介護などの事情に応じたエリア勤務制度、フレックス勤務制度などを導入しています。
 例えば、配偶者の転勤などで居住地を変えなければならない場合でも、エリア勤務制度を利用することで退職せずに働き続けることができ、社員が長期的にキャリアを形成できます。また、フレックス勤務制度は育児中の女性に限らず、全ての社員が利用可能で、仕事と生活の調和を支える重要な取組の一つとなっています。
 東北電力グループ全体の社員男女の割合を見ると男性が80%以上を占めていますが、性別にかかわわらずスキルや意欲に応じた成長機会を提供することも大切にしています。その一環として、2035年度までに女性管理職比率を5.0%に引き上げる目標を掲げており、地域社会におけるダイバーシティ推進のリーダーとして今後のさらなる発展が期待されます。

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CORP.INFORMATION

※記載内容は取材・申請当時のものです。