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前谷地ふるさと保全会広域協定は多面的機能支払交付金を活用して、石巻市前谷地地区の農村環境保全活動に取り組んでおり、活動の一環として、前谷地小学校や河南矢本土地改良区と連携した啓発活動を展開しております。
7月13日、石巻市立前谷地小学校4年生30名を対象に、出前講座・水質調査・生き物調査が開催されました。
はじめに、前谷地ふるさと保全会広域協定の会長よりあいさつをいただきました。

(開会あいさつの様子)
その後、出前講座や各種調査を行いました。
1つ目の講座では、河南矢本土地改良区より、農業に欠かせない水がどのように供給・排水されているかについて説明がありました。
前谷地の田んぼに水が届く仕組みとして、
旧北上川から和渕・前谷地揚水機場を経由して田んぼに送られ、その後、笈入排水機場を通って旧北上川へ戻っていくという流れを解説していただきました。

(出前講座①の様子)
2つ目の講座では、当部より、農業農村が持つ多面的機能の紹介をしました。
田んぼは作物を作るだけでなく、田んぼに水を貯めることで洪水を防ぐことや土砂崩れを防ぐ役割、カエルなどの生き物を育んでいるということについて説明しました。

(出前講座②の様子)
出前講座の後には水質調査を行いました。
水質調査では、河南矢本土地改良区より、水質調査キットの説明があり、水路のpHとCOD(化学的酸素要求量)を計測しました。検査キットに水を入れることで変化する水の色に驚きながら、児童たちはその結果を共有していました。
水質は稲には問題ない範囲であるという説明をいただきました。

(水質調査の様子)
続いては生き物調査です。
児童たちは網を持ち、田んぼの近くの水路で生き物を採取しました。

(生き物調査の様子)
生き物調査の後には採取した生き物の発表を行いました。
この日はアメリカザリガニやカエルのほかに小さい魚をたくさん見つけることができました。


(左上:カエル、右上:タナゴ、左下:エビ、右下:カラドジョウ)
調査の後、児童たちからは「生き物調査でいろいろな生き物を見ることができて良かったです」という感想や「魚を捕まえることができて嬉しかったです」という感想がありました。
最後に、出前講座・水質調査・生き物調査に参加した児童へ記念品を配布し、前谷地ふるさと保全会広域協定より閉会のあいさつをいただき、今回の田んぼの学校は終了しました。
出前講座や水質・生き物調査から、農業農村に関わる知識や自然とのつながりを感じることができた田んぼの学校になりました。
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